ほ の ぼ の な 村 上 春 樹 の 紀 行 文 集。

ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集 村上春樹

ラオスにいったい何があるというんですか?


久しぶりに村上春樹本デス。

とは言っても小説ではなく、
ボストン、アイスランド、ミコノス島、
フィンランド、ラオス、トスカーナetc
最後に気の合った仲間たちとの
熊本旅行という緩い紀行文集。

小説家だけあって、
紙とペンさえ手元にあれば
世界中何処にいても
仕事ができるんだなあと実感。

今の時代なら
ノートPCとネット環境さえあればの
専業ブロガーも同じことかな。

で、本書の面白いところは
村上春樹氏の生態がよく分かること。

高所恐怖症だったり、
苦手な食べ物が沢山あったり、
人混みが苦手だったりと、
村上春樹氏の人となりが垣間見れます。

また「ノルウェイの森」は
この街に住んで執筆していたとか、
マニアックな情報も満載デス。

毎年ノーベル文学賞候補に
村上氏の名前が挙がるのも
なんとなく頷ける気がしました。
なんて平和な性格の人なんだろうと。

村上春樹の人間性に興味ある方には
ぜひとも読んで頂きたい署デス。

ほのぼの ほのぼの。

なお、本書のタイトルは、
東南アジアのラオスに渡航する際に
隣国であるベトナムの人に
聞かれた質問そのままだそうデス(笑)

ラオスにいったい何があるというんですか?