あゝ 無情な無印のハンガー。

そんな殺生な・・・


一昨年から昨年までの間に
70本も大人買いしてしまった
無印良品のすべらないハンガー

案の定というか
予想通りというか
ハンガーのすべり止めとなる
ポリウレタンコーティングに
明かなベタつきが発生し始めた。

いわゆる加水分解の症状である。

もちろん一大事ではあったが
まだ数本に発生しただけなので
なんとか事前に食い止めるべく
無印のお客様室に現品2本を送って
早速調査と対策をお願いした。

無印の調査結果としては
ポリウレタンコーティングに
明かな劣化が認めらるとのこと。

その要因は防虫剤の相性など
環境によって進んでしまうとの
ありきたりの回答だった。

もちろん防虫剤の「ぼ」の字も
当家では使用していない。

で、重要なのは劣化対策だ。

無印お客様室の回答としては
エタノールなどのアルコール剤で
表面を拭き取ることによって
べたつきが解消されるとの
回答もございましたとのこと。

「回答もございました」?とは
ちょっと意味不明な文言だが
とりあえず試してみるしかない。

アマゾンにて評価の高かった
冒頭の消毒用エタノールを購入。

早速スプレーを吹き掛けてみた。

エタノール1度目 ☓
エタノール2度目 ☓

1度目まったく効果なし。
時間を置いた2度目も効果なし。

で、3度目の挑戦。

エタノール3度目 ☓

結果、3度やっても効果なし(涙)

まったく変化は見られなかった。

幸いまだ服が掛けられないほど
べたついているわけではないので
しばらく使用してみるつもりだが
正直なところかなり気は重い。

因みに水に溶いた重曹で拭くと
効果的とのネット情報もあったが
これは明らかに逆効果であった。

余計にべたべたしてしまう。

最後の手段としてはもはや
外で陰干しするしかないのだろうか。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□□□□

天下の無印と言えど
僅か2年で加水分解する
ポリウレタンコーティングを
使ってしまうという大チョンボ。

厳しい意見かもしれないけど
ろくにテストもせず製造すると
日本のブランドといっても
所詮このレベルってことなのでしょう。

そして、湿気の多い日本
ポリウレタンは必ず劣化すると
肝に銘じたほうがよさそうデス。

ってことで
どっか劣化しないポリウレタン
作ってくれるところないかな?