値引きなんてやらないで
最初から適正価格で売りましょう！

三越伊勢丹HDが今年の夏のセール開始日を遅らせるとかで
他の百貨店等ショップの動向も含め話題になってますよね。

かと言って冒頭画像のCOACH（コーチ）のメルマガのように
7月を待たずして他社を出し抜きどんどん秘密セールを
仕掛けるブランドやセレクトショップが山ほどあるのも事実。

ファストファッションじゃあるまいし、
もう少し正規価格で購入した顧客のことを考えてもいいのでは？
いい加減な価格MDやってたら優良顧客まで逃げちゃいますよ。

ま、そんな中でも店頭セールを一切やらない顧客志向の進んだ
アパレルブランドやショップもちゃんとあります。

外資系アパレルブランドで言えば・・・
ルイ・ヴィトン、エルメス、シャネル、バーバリー、
グッチ、ディオール、ポール・スミス（メンズ）・・・
欧州ブランドを中心に書ききれないほどたくさんあります。

国内アパレルブランドで言えば・・・
鎌倉シャツ、Do!family・・・他にありましたっけ？
kolorは去年の夏にセールしちゃったし（汗）
ま、国内アパレルは顧客志向ゼロに等しいってことですが（涙）

セレクトショップで言えば・・・
そんな顧客志向のセレクトショップなんて皆無かと思いきや
なんと1社だけ神戸にありました。

CINQUECLASSICO（チンクエクラシコ）

しかも店主の藤原さんは地方のセレクトショップのオーナーに
セールをやらないほうがいいと口説いてるらしいし（笑）

確かに同店は定番に近いモデルに偏っているかもしれませんが、
店主の藤原さんはセールはプロパーで購入してくれたお客様を
裏切る行為だと断言されてますので、仮にセレクトのアイテムが
異なってもセールをすることはないでしょうね。

そして、セールをやらないことが功を奏したか神戸の優良顧客を
ガッツリ抱え込んで、それほど大きなショップでもないのに
エドワード･グリーンなどは西日本最大の売上なんだとか。

そんなわけで、真っ当なブランドなら顧客を裏切るような行為、
つまりセールは一切止めましょうよっていうワタクシからの提案です。
価格の維持が出来ないなんてブランドじゃありませんからね。

因みにポイント還元も同罪です。

なお、日本のブランドでも靴やバッグなどのレザーブランドは
セールを一切やらないところが多いので誤解なきように。