分かち合う名筆の美
年間パスを手に入れて以来
もう何度お邪魔したか分からん
我が愛しの根津美術館。
12/21(土)より新しい企画展
《古筆切ー分かち合う名筆の美》が
開催されたので早速お邪魔してきた次第だ。
藤原定家が書写した古今和歌集を
その孫にあたる藤原為氏が
書写したのではないかと伝わる
藤原為氏筆の古今和歌集から鑑賞スタート。
二条家の祖・為氏さんの筆が上手くて上手くて。。。
逆に個性的過ぎるのが爺ちゃんの定家(笑)
そして、もうひとり達筆だったのが
《今城切》や《長谷切》の筆者
藤原北家難波家系の藤原教長。
法性寺関白こと
藤原忠通の書の師範を
務めていたこともあるそうで納得だ。
なお、三蹟の一人に数えられる
藤原行成の書はそれほどピンとこなかった。
本展覧会は2/9(日)まで。
善は急ぐが良し。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
本展覧会の出品作品は
小倉百人一首詠み人の筆も多い。
藤原定家をはじめ
西行法師
紀貫之
藤原公任
藤原定頼
寂蓮法師
後京極良経
藤原基俊
藤原俊成
源実朝
百人一首も覚えておいて損はなし。