一生モノから世代を超えて愛される逸品探しへ

中国やインドをはじめとする人口10億を超える途上国が目覚まし経済発展を遂げ、
今まさに日欧米の先進国に肩を並べようとしている中、
果たして地球上の資源はこれからも無限に供給され続けるのであろうか?


高騰する原油価格、争奪戦となっているレアメタルやレアアースの採掘権。
原発の燃料となっているウランもあと80年ほどで底をつくと言われている。
資源は決して無限ではなく、限りあるものではないのだろうか?

そんなことを考えているうち
人生のライフワークとしていた一生モノ(ブランド)探しが
非常に未熟なものであることに最近気付きました。

一生モノでは生温い(なまぬるい)。
一生モノのレベルでは資源を有効活用したとは考えてはいけない。
世代を越えて使い続けられるモノこそ本物であると。

商品そのものの耐久力や持久力を求めただけでは駄目。
世代を越えた経年変化によって醸成される伝統や愛着のある深い味わい、
機能が損なわれた場合でも確実に補修されるアフターサービスの充実、
その修理を短期間で可能にする予め計算された仕様の採用や研究。

孫の代まで使い続けられる不変的で伝統的な逸品にこだわって
これからも出来る限り多くのモノやブランドをご紹介できればなと思っています。

そんなことを思った46歳の夏