2024.07.18 thu 12:00
画家は異なるけど
いろんな意味で関連する
3つの作品を並べて鑑賞できる
加えて《新・美の巨人たち》で
取り上げられた名作たちを
一挙に鑑賞できるチャンス到来。
古賀春江《海》
萬鉄五郎《裸体美人》
アメデオ・モディリアーニ《髪をほどいた横たわる裸婦》
などなど。。。
30℃を超える真夏日
コレは絶対に見逃せないと
自転車に乗って駆け付けたのが
東京国立近代美術館で開催中の展覧会
TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション
※TRIOとはトリオのことで3組ってことネ。
やっぱり大人気の展覧会
平日にも拘わらず沢山の人!?
とはいえ展覧会場は
ゆとりある作品配置で
鑑賞自体にストレスはなし。
ゆっくりと鑑賞を楽しめた。
以下、名作の数々をどうぞ。
佐伯祐三
《郵便配達夫》1928
ロベール・ドローネー
《鏡台の前の裸婦(読書する女性)》1915
安井曽太郎
《金蓉》1934
この中ではなんといっても
佐伯祐三の《郵便配達夫》に
こころ奪われるものがあったが
それは別途日付を変えてコメントしたい。
モーリス・ユトリロ
《セヴェスト通り》1923
長谷川利行
《新宿風景》1937
河合新蔵
《道頓堀》1914
木造4階建ての長屋!?
河合新蔵の《道頓堀》は描写が細かい!
戦前の銀座三越!?
杉浦非水
《銀座三越 四月十日開店》1930
あべの近鉄!?
早川良雄
《第11回秋の秀彩会》1953
モーリス・ユトリロ
《モンマルトルの通り》1912
松本竣介
《並木道》1943
佐伯祐三
《レストラン(オテル・デュ・マルシェ)》1927
モーリス・ユトリロ
《モンマルトルの通り》1912
松本竣介
《並木道》1943
前田藤四郎
《脚と機械(廊下に立つ婦人)》1928
前田藤四郎
《屋上運動》1931
前田藤四郎
《ベンチレーターと子供》1931
古賀春江
《海》1929
古賀春江
《海》1929
世界恐慌の年に描かれたとは
とても思えないような現代的作品
古賀春江の作品は
どれも不思議ちゃんなんだけど
めちゃ印象に残る作品ばかりなんよね。
因みに春江と名前がついてるけど
女性ではなく男性の画家なのだ。
ラウル・デュフィ
《電気の精》1953
コレはリビングに飾ってみたい作品。
ヴィクトル・ブローネル
《ペレル通り2番地2の出会い》1946
印象残りまくりの謎作品
アンリ・ルソーに雰囲気似てる?
藤田嗣治(レオナール・フジタ)
《五人の裸婦》1923
芸術新潮 2018年08月号の
《藤田嗣治と5人の妻たち》を思い出す作品。
小倉遊亀
《浴女 その二》1939
105歳まで生きた小倉遊亀の傑作。
女性もだが床の市松模様が美しい。
マリー・ローランサン
《プリンセス達》1928
見るからにマリー・ローランサンな作品。
パブロ・ピカソ
《男性の頭部》1912
謎すぎる!?笑
ジャン・メッツァンジェ
《青い鳥》1912–1913
青い鳥と扇子が描かれてる!?
東郷青児
《サルタンバンク》1926
文句なく日本が生んだ天才画家。
奈良美智
《In the Box》2019
ココでも奈良さん!
倉俣史朗
《Miss Blanche(ミス・ブランチ)》
デザイン1988/製作1989
なんと薔薇の花が埋められてるのだ!?
萬鉄五郎と佐伯祐三の作品については後日レポート予定。
会期は8/25まで、お見逃しなく。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
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