ウォータマンの熱き夜。
ウォーターマンって一体なにさ?
それってまさか 水 男 ?
いえ、それ全然違いますから!滝汗
世界で初めて毛細管現象を応用して
現代の万年筆を生んだメーカー、
それがウォーターマンなんデス。
先日ご紹介した「俺のダンディズム」
第2話の万年筆編においても
しっかりと紹介されてましたよね。
コチラがウォーターマンの創業者
ルイス・エドソン・ウォーターマン。
1883年、米国の保険外交員だった
ウォーターマンは顧客との契約中
運悪く契約書にペンのインクの
染みを作ってしまい、
新しい契約書を取りに行ってる間に
他の保険会社の担当者に契約を
奪われてしまったことを発端として
同年ウォーターマン自身が
世界で初めて毛細管現象を応用し、
画期的なペン芯を発明したことが
現在の万年筆の基礎となったのデス。
つまり万年筆の父とも言える存在が
ルイス・エドソン・ウォーターマン
その人なんデス。
そして、ウォーターマンの万年筆は
1900年のパリ万博で金賞を受賞。
さらには第一次世界大戦後の1919年
ベルサイユ条約において英国大統領の
ロイド・ジョージが豪華な金を
あしらったウォーターマンのペンで
署名をしたことでも知られています。
で、そのウォーターマンの2014新製品
ブルーオブセッションコレクションの
発売記念イベントが代官山蔦谷書店の
ガーデンギャラリーにて開催される
ってことで、お邪魔して参りました。
ガーデンギャラリーの会場内
2014年新製品の
ブルーオブセッションコレクション
ウォーターマンの本社は現在
フランスのパリに拠点がありまして、
そのパリをイメージした
とても深みのあるブルーが
新製品のシンボルとなっています。
以下、その新製品たちデス。
万年筆:
左上:カレン・デラックス・コンテンポラリー ブルーST-万年筆 本体価格 40,000円
左下:パースペクティブ ブルーST-万年筆 本体価格 20,000円
右上:メトロポリタン エッセンシャル ブルーCTー万年筆 本体価格 12,000円
右下:エキスパート デラックス ブルーCTー万年筆 本体価格 18,000円
ボールペン:
左上:カレン・デラックス・コンテンポラリー ブルーST-ボールペン 本体価格 25,000円
左下:エキスパート デラックス ブルーCTーボールペン 本体価格 13,000円
右上:パースペクティブ ブルーST-ボールペン 本体価格 15,000円
右下:メトロポリタン エッセンシャル ブルーCTーボールペン 本体価格 7,000円
そして、「ブルーオブセッション」
発売記念イベントの目玉がコチラ。
ボールペンとローラーボールペンによって
精巧に描かれた美女。
この画を描いたのはドイツ人画家の
ディルク・ツィミアスキ氏。
そして、そのディルク氏の
ライブドローイングがスタートです。
フォト リアリズム アートと
呼ばれる1960年代後半から
1970年代初めに米国で生まれた
写真などを利用して
克明に描写する絵の手法だとか。
1枚の絵を仕上げるのに
約130時間も掛かるんだそうです。
細いペンの線を1本1本入れる様は
物凄い集中力が要求されます。
まだまだこれでも完成途中デス。
スタッフの皆様、
大変お世話になり有難うございました。
そして、お土産に頂いたのが
「ブルーオブセッション」の
コレクションの中にもあった
メトロポリタン エッセンシャル ブルーCTー万年筆 本体価格 12,000円。
ペン先には”Waterman Paris”の文字、
そして、ペン先のサイズ”M”が
表記されてます。
もうテンション上がりまくりデス!
万年筆なんて使用するのは
20年ぶりくらいでしょうか?
前回使用していたものは涙の紛失。
今度こそは100年紛失しないように
せねばなりません(滝汗)
あぁ、やっぱり万年筆は素晴らしい!
毛細管現象を指先に感じ取れるほど
書き味もボールペンのそれとは違って
なんら力むことなく、
すらすらと書きこむことが
出来ちゃうんデス。
どちらがウォーターマンの
万年筆で書いたものか
もうお分かりですよね?
さ、今夜も字を書く練習しようっと。