100年旨いが言えるBUNACOのお茶碗。

ブナコ お椀 bunaco (1)

ご飯は極上のお茶碗でどうぞ。


丸4年を迎えたブナコのお茶碗、
相変わらず購入当時の気品と
優雅さを悠々と保ち続けている。

しかし、

ボクがデイリーに使う
アイテムやツールの中でも
超お薦めの逸品の一つなのだが、
ご近所さんにも当ブログでも
強くお薦めできないでいた。

その理由は、
実はこのブナコのお茶碗、
削りだしの木製の器ではなく、
ブナ材をテープ状に加工してから
成形するという特殊な製法で
作られてる器であった為、
耐久性に未知なところがあった。

故にグッドデザイン賞
2012年に受賞しているほど、
申し分ない経歴であったのだが、
強くお勧めできなかったのだ。

ブナコ お椀 bunaco (2)

がしかし、

ご覧の通り4年もの間、
木製茶碗らしい経年変化は
少しも見られなかったものの
購入当初の凛とした美しさを保ち、
耐久性に疑問を差し挟む余地はない。

もう大丈夫だ。
強くお勧め出来ると思う。

なお、木製茶碗を使用する際の
注意点を1つだけ申し上げよう。

木製は水分だけに弱い。
兎に角、洗ったらすぐに乾かす。
布巾で拭くだけでいい。
わずかにそれだけだ。

それさえ守っていれば
美味しいご飯を演出してくれる
最高で一生のパートナーに
なってくれるはずである。

100年炊飯器で炊いたご飯が
益々美味しく感じられている。

PS.

さて、話はちょっと連想飛躍して
木製のアイテムを使うことが
温暖化防止に繋がっていることを
ご存じだろうか?

新国立競技場も木造となったが、
同様に温暖化防止に繋がっている。

もちろん木材と言えば
森林から伐採されるわけで、
むやみやたらに森林を伐採して
裸の山にしてそのまま放置すれば、
環境破壊に繋がるだろう。

がしかし、

実は成熟してしまった森林は
光合成による二酸化炭素吸収と
樹木の呼吸による二酸化炭素放出で
ほぼプラマイゼロになってしまう。

光合成のよる二酸化炭素吸収とは
正しくは二酸化炭素(CO2)のうち
樹体にC(炭素)だけが取り込まれ、
O2(酸素)は空気中に放出される
生化学反応のことであり、
このうち樹体への炭素吸収のことを
「炭素固定」と言うのだが、
半永久に炭素を吸収し続けてくれる、
かというと決してそうではない。

地中深くに石炭や石油として
眠っていたはずの炭素が
空気中に放出され続けている今、

樹齢20~40年を越えて
成長し終えた樹木は
炭素を固定させる場所を失い、
新たに生まれた炭素を吸収出来ず、
CO2削減、温暖化防止には
ほとんど貢献しないというのだ。

それ故に炭素を
最も吸収してくれるのが
樹齢10~20年の
成長途上にある樹木であることを
理解しておいてほしい。

つまり成長を終えた森林は伐採し、
炭素を含んだまま住宅や家具、
その他の木料として利用し、

森林を伐採した後の土地に
再び育成林を植林していけば
CO2削減、温暖化防止に
貢献してくれるというわけである。

伊勢志摩サミットで話題の
三重県・伊勢神宮では
20年に一度式年遷宮
行われることはご承知の通り。

その度毎に新しい木材を使って
社殿が造り替えられ続けているが、
その新社殿等の建材には
樹齢300-500年以上の
成長し終えた木曽檜が使用され、
再び育成林を植林することで
約1300年以上も前から
CO2の削減に貢献していたのでは?
とも伝えられている。

また、廃材が焼却されると、
再びCO2に戻ってしまうのだが、
旧社殿の取り壊しで出た廃材は、
「撤下古材」と称され、
その後も再利用され続けることで
それを防いでいるという。

例えば、内宮旧御正殿の棟持柱は
宇治橋内側の大鳥居に再利用され、
更に20年後、その大鳥居は
表面だけ削られ、鈴鹿峠にある
「関の追分け」の鳥居として利用。

またその20年後も
氏神・春日神社の御手洗の柱や
屋根の修繕用に再利用され、
長い期間CO2の貯蔵に貢献している。

ブナコのような木製茶碗を
長く使い続けることも
微々たる貢献ではあるが、
同じことが言えるのはないだろうか。

屁のツッパリくらいになら
なるかもしれない(苦笑)

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