美・東山魁夷展。

東京国立近代美術館

芸術の秋。


肌寒さは既に冬ですが。。。汗

さて、最近の傾向で言えば
当ブログの巻末に書いている
「東雲乃呟」にて紹介すべき
絵画の展覧会情報なんですが

東京国立近代美術館にて
今月11月5日まで開催中の
東山魁夷特集に
心奪われてしまったもんですから
特別にブログ本編でご紹介デス。

しかも写真撮影OKでしたし。

合計17点公開されている中
気に入った3点をご覧ください。

「スオミ」昭和38年(1963)「秋翳」1958(昭33)

左:「スオミ」1963(昭38)
右:「秋翳」1958(昭33)

「冬華」1964(昭39)

「冬華」1964(昭39)

如何でしょうか?

遠くから眺めると
サントリーの広告にでも
使われそうな美しいイラスト

でも、間近で見ると
思わず息を飲んでしまう
繊細なタッチの幻想的日本画。

江戸時代に北斎あり
昭和時代に魁夷あり、デス。

PS.

今後ボクが鑑賞してみたいのは
信濃美術館 東山魁夷館所蔵の
「緑響く」1982(昭57)

そして

唐招提寺御影堂障壁画
「山雲(さんうん)」
「濤声(とうせい)」
「揚州薫風(ようしゅうくんぷう)」
「黄山暁雲(こうざんぎょううん)」
「桂林月宵(けいりんげっしょう)」
「瑞光(ずいこう)」
製作期間:1971-1982(昭46-57)

因みに東山魁夷がご覧のような
オリジナリティ溢れる幻想的な
風景画を描くようになったのは
42歳になってから。

「残照」や「道」といった
風景画を描くようになって
自分の画風を確立させたようデス。

なお、「画家は長寿」の
ボクの持論通り東山魁夷は
90歳まで長生きされてますヨ。

 

□□□ 東雲乃本 □□□□□□□□

BRUTUS (ブルータス) 2010年 10/1号

BRUTUS 2010年 10/1号

7年前のブルータスですが
この表紙にそそられました。

青ってのもいい色ですネ。