Hの悲劇 第9弾:超音波式加湿器。

それは突然の出来事でした。


サブリエの加湿器
丸1年使用できたと
喜んでいたのも束の間

その後、わずか2カ月で
突然スイッチが入らなくなり
天に召されてしまいました。

水モノの家電製品って
どうしてもモノによって
当たりハズレが出るんですよね。

因みに保証期間を過ぎた場合の
基盤の故障と思われる
修理費用は以下の通りだデス。

工賃・部品代:2600
送料:600
代引き手数料:300
消費税:280
合計:3780

良心的な修理代に思えるだけに
修理依頼して再利用するべきか
悩ましいところデス。

 

□□□ 東雲乃本 □□□□□□□□

★★★★☆
サヨナライツカ
著者:辻仁成

サヨナライツカ

いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない
孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい
愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある
どんなに愛されても幸福を信じてはならない
どんなに愛しても決して愛しすぎてはならない
愛なんか季節のようなもの
ただ巡って人生を彩りあきさせないだけのもの
愛なんて口にした瞬間、消えてしまう氷のカケラ

サヨナライツカ

永遠の幸福なんてないように
永遠の不幸もない
いつかサヨナラがやってきて、いつかコンニチワがやってくる
人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと
愛したことを思い出すヒトとにわかれる

私はきっと愛したことを思い出す

まさか齢50を越えて辻仁成の恋愛小説を読むとは夢にまで思ってなかったけど、ヒロイン・真中塔子の25年を超える主人公・東垣内豊への叶うはずのない愛にまんまと泣かされてしまいました(苦笑)

小説の中で沓子が投宿していたのは、ザ・オリエンタル バンコクのサマセット・モーム・スイート。著者が意識したかどうかは分かりませんが、サマセット・モームと言えばこんな言葉を遺しています。

「人生で大切なことは、愛されることよりも愛すること」

「永遠に続く愛とは、決して報われぬ愛のこと」