内科医 vs 栄養士
LDLコレステロールの基準値70-139に対して昨年の検査結果は176。不幸なことに3年連続でLDLコレステロールは基準値を大幅OVER。「このまま高いLDLコレステロールを維持してたら間違いなく60歳で心臓か脳のどっちが逝っちゃうよ。」と医者に脅されたのが去年の8月。
確かに今年2月に受けた心臓CTの結果でも冠動脈は25%石灰化してたし(涙)
そこで、医者の薦める一生薬漬けという選択肢を激しく拒んで、以前にもコチラで書いた通り友人栄養士の薦めるサバ缶2日に1缶作戦を半年間一か八かで決行してやりました。
で、ついにその効果の是非が昨日出たんデス!
2018年LDLコレステロール値は・・・
176から115へ!?
なんと35%減!(驚)
担当医もサバ缶の驚異的な効果にはたまげてましたヨ。
人間やれば出来る。否、サバ缶やれば出来るデス。
なお、中性脂肪も125⇒72、42%減少してましたヨ。
但し、善玉のHDLコレステロールは69⇒57に減少し、いつも軽く合格だったALT(肝機能)が今年に限っては21⇒54と基準値OVER(涙)
ビールから日本酒に変えたのが悪かったかな?
とりあえず「サバ缶半端ないって!」に偽りなしが身体を張って証明できた模様デス(笑)
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□□□□
サバ缶1缶にはDHAとEPAが各2000mg近く含有されてまして、このDHAとEPAの成分にLDLコレステロールを下げる効果があると言われています。
特にサバ水煮缶は缶詰された状態で茹でられるので缶にまるごと栄養素がと閉じ込められてるそうで、余った煮汁も味噌汁などに入れれば、余すことなくサバの恩恵を受けられるというわけデス。
では、どうしてDHAとEPAがLDLコレステロールを下げてくれるのか?
そのメカニズムに関しては埼玉医科大学の井上郁夫先生が解説された論文を読んだんですが、専門的過ぎてよく分かりませんでした(汗)
PS.
林修の今でしょ!講座 3時間スペシャル。
2018年10月23日放送されたテーマは「健康長寿を目指して(医療費削減!)」
長寿の方たちの食生活を徹底研究して得られた長寿食を紹介していたんですが、なんとお茶と缶詰だけに特化しての3時間!?
既によく知られたこの2つの食材ですが、如何に最強の食材であるか、どれほどの効用があるのか、徹底的に研究報告されてましたので、以下ご参考までにどうぞ。
◆お茶
緑茶・・・血管老化防止
もう説明不要ですね。緑茶に含まれるエピガロカテキンガレートの効用で悪玉コレステロールを減らし血管年齢を押し下げてくれるとか。因みに1日5-10杯飲み、食後3時間後に飲むのが効果的だそうデス。なお、ボクは半年間茶葉の緑茶を飲み続けて健康診断に挑みましたが、悪玉コレステロールは下がってくれませんでしたのでちょっと半信半疑、やっぱり粉末緑茶じゃないとダメなのかな?
麦茶・・・安眠対策
もちろんノンカフェイン。麦茶に含まれる香り成分により安眠が得られるとか。ティーパックのお茶は指定の時間で必ず取り出すこと。温かいお茶のほうが効果的。
玄米茶・・・血糖値対策
玄米に含まれるガンマオリザノールの効用で糖分の吸収が抑えられるため、食前に飲むのが良いとされる。但し、玄米+抹茶が玄米茶なのでカフェインが含まれているので、夜遅く飲むのは避けること。
ルイボスティー・・・毛細血管老化防止
抗酸化成分SODにより毛細血管の壁細胞の剥がれを抑えてくれるとか。ノンカフェインなので夜に飲んでもOK。これは楽天で注文してみました。
どくだみ茶・・・腸の活性化
どくだみ茶に含まれるクエルシトリンにより腸のぜんどう運動が活性化され、デトックス効果があるとか。
◆缶詰
サバ缶・・・
もう説明不要ですね。サバ缶によりボクの体質が大きく改善されたことは既に報告した通り。
豊富に含まれるDHAは脳の老化にも効果があるそうで、認知症のリスクが1/3に抑えられるという報告も。また、DHA、EPAの摂取だけでなく、骨ごと食べられることからカルシウムもしっかり吸収できます。因みにラットの検査ではありますが朝に食べると吸収力が高いとか。なお、缶詰の日付はサバの旬の季節にあたる11月製造品が栄養価が高いそうデス。
イワシ缶・・・
EPAが多く含まれているため、血栓ができにくく、血管がしなやかになる効用があるそうな。さらにいわし特有のイワシペプチドにより血圧上昇も抑制。
サケ缶・・・
強力な抗酸化物質アスタキサンチンにより身体の酸化を防ぎ、風邪予防にも絶大な効果あり。サケにオリーブオイルを掛けると吸収力が数倍UPされるとのこと。
以上、ご参考までに。