神奈川沖浪裏の謎。

葛飾北斎 富嶽三十六景 神奈川沖浪裏 

知らんかった。。。


葛飾北斎(1760-1849)と言えばの富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」。

北斎が71歳から73歳までの間に描いたとされる世界的名作ですが、実はこの名作を北斎が制作するにあたって、北斎がインスピレーションを受けていたと言われる欄間彫刻があるというのデス。

それがコチラ。

行元寺 波の伊八 武志伊八郎信由(たけしいはちろうのぶよし)

天台宗寺院・行元寺(千葉県いすみ市)本堂の欄間に今も現存する欄間彫刻「波に宝珠」。

制作したのは「波の伊八」と呼ばれた彫師・武志伊八郎信由(1751-1824)。

確かに波のカーブの具合なんかがよく似てますよね。

実は行元寺には北斎ともに絵師・提等琳の下で絵を学んだ五楽院等随の杉絵「土岐の鷹」が現存することから、北斎は等随からこの「波に宝珠」の評判を聞きつけて、行元寺に鑑賞しにやってきたのではないかというのデス。

なるへそデス。

ひょっとすると「神奈川沖浪裏」は、内房の波を描いたのではなく、外房の大波が描かれたかもしれないってことですネ(苦笑)

であれば驚きの真実デス。

因みに波をハイスピードカメラで撮影すると、北斎の絵のように細かい爪が伸びたような飛沫が映るそうなんで、北斎の波は伊八の波を超えたとも言えなくはないですが。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□□□□

Forever 21が破産申請を準備-関係者

最初で最後の購入が2010年。

あれほど酷い品質のスキニーパンツは今も穿いたことがないなあ(苦笑)

当時の記事はコチラ

偉そうなこと書きますが、F21に限らず作り手が新しい商品を生み出す際は、物性検査だけでなく、実際の使用による耐久性検査もしっかりやってから製品は世に出すべきかと。

商品が使われて捨てられるまでを創造し、長い使用に耐えられるまで改善してから世に出すべきかと。