2020 京都の旅 vol.16 大徳寺興臨院。

興臨院

2020.11.23(祝)11:00~


天下の香木「蘭奢待」を拝領したことでも知られる能登国の守護大名・畠山義総。

その畠山義総が大徳寺86世の小渓紹ふを開山として建立し、以来能登畠山家の菩提寺となったのが大徳寺・興臨院。

安部龍太郎の直木賞作品「等伯」では能登畠山家没落後、畠山義総の曾孫にあたる夕姫が身を寄せていたのがこの興臨院という設定。同作品では同じ能登出身の長谷川等伯も夕姫の依頼により何度か足を忍ばせてた寺院であったことから個人的にも感慨深いところデス。

興臨院

客殿、唐門、そしてこの表門が重要文化財。

興臨院

興臨院

興臨院

興臨院

興臨院

決して大きなお寺ではありませんが、中根金作によって復元された方丈前庭の枯山水庭園をはじめ、裏庭の紅葉も美しくとても落ち着ける寺院としてお薦めデス。※普段は非公開の寺院ですのでご注意を

因みに能登畠山家没落後は前田利家の庇護を受け以後前田家の菩提寺となったそうデス。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□

カラオケ練習しよっかな(笑)