2021.07.10（土）15:30～
前回名古屋城に登城した時
おもてなし武将隊の行列は
なんとか拝見できたものの
本丸御殿は復刻の真っ最中で
残念ながら見学が叶いませんでした。
がしかし、7/12からの
緊急事態宣言再スタート直前
ついに念願叶い登城できましたので
以下そのレポートを発表するデス。
お馴染みの名古屋城天守閣。
よく見ると天守閣のシンボル
「金鯱」の姿が何故かない！？
その理由はまた後ほど。
ただ今、木造への復元で
揉めに揉めてるようですが
なんとか生きてるうちに
木造天守閣見てみたいものデス。
清正公石曳きの像
1609年、徳川家康の命で
九男・義直の居城として築城開始。
特に天守台石垣部分は
主に加藤清正が築いたことで有名。
念願の本丸御殿がコレ。
二条城より小粒ですし
エイジング感皆無ですが
400年前に築城された当時の姿が
忠実に再現されてますヨ。
玄関・一之間
玄関・二之間
一之間・二之間ともに
藩主に謁見する者が取次ぎを待つ控室
竹林豹虎の襖絵は狩野派？
因みに本丸御殿・障壁画の
ほとんどは現存しているそうですが
鑑賞できるのはもちろんレプリカ。
表書院・三之間
襖絵：「麝香猫」
藩主との謁見に使われた表書院・一之間
襖の向こう側が尾張藩主御座所の表書院・上段之間
表書院・上段之間
天井：折上げ小組格天井
尾張藩主の席だけあって絢爛豪華！
対面所・次之間
襖絵：紀三井寺、塩釜神社、玉津島神社、製塩、片男波、和歌浦天満宮など
対面所・上段之間
襖絵：愛宕山・吉田神社・田植・上賀茂神社（賀茂競馬）など
天井：黒漆塗折上げ小組格天井
上洛殿・三之間
上洛殿とは・・・
三代将軍・徳川家光専用御殿。
家光が京都へ上洛した時
名古屋城に立ち寄った際に
使用された6部屋の御殿デス。
障壁画はすべて狩野探幽一門の筆。
襖絵（正面）：
「雪中梅竹鳥図」狩野探幽筆
襖絵（左）：
「芦鷺瀑辺松樹図」狩野探幽筆
天井：「七宝繋四弁花紋」
上洛殿・二之間
襖絵：「琴棋書画図」
天井：「草花木図」
上洛殿・廊下の欄間彫刻
極彩色使い倒し。
上洛殿・廊下の欄間彫刻
「花狭間格子欄間」
上洛殿・一之間
襖絵：「帝鑑図」狩野探幽筆
天井図は鋭意復元中だとか。
上洛殿・上段之間
さすが3代将軍・家光の御座所
将軍様は偉かった。。。
襖絵：「帝鑑図」狩野探幽筆
天井：黒漆塗二重折上げ蒔絵付格天井
梅之間
金碧の雪中梅障壁画が素晴らしい。
将軍の饗応役が
控えていた部屋なんですが
ボク的には最も気に入ったかも。
最後に・・・
手のひらサイズの
金鯱かと思いきや・・・
16年ぶりに地上に降臨した
名古屋城天守閣の金鯱！
栄のセントラルパークにて鑑賞。
以上、8年ぶりの名古屋城でした。
天井画が完成したらまた来なきゃ。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
Black Widow / ブラック・ウィドウ
アベンジャーズものだし
スカーレット・ヨハンソン主演だし
絶対劇場で観なきゃね！
ってことで鑑賞してきました。
がしかし、、、
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカに
少し絡むストーリーだったようで
事前に予習されていくのが宜しいかと。