スチュアート・ダイベック?
耳にしたことがない著者の
短編小説だったんだけど
この書を翻訳した
東大名誉教授の柴田元幸氏が
2009年にダイベック氏本人を
東大に招いて特別講義を行ったそうな。
で、その講義内容を
《ブルータス大学開講》にて
偶然読んでしまったことから
少しでも理解を深めようと
氏の小説を読み始めたというわけだ。
ところがだ、、、
どの短編小説も頗る難解!?
村上春樹氏の難解な短編でも
2度読みすればなんとか理解できる。
でも、ダイベック氏の作品は
一人称で書かれていても複雑怪奇
3度読んでも理解できない自信がある。
中でも柴田氏が傑作だと
評している《荒廃地域》なんて
悲しいくらい内容が頭に入ってこない。
ましてや三人称複視点で書かれてる
《熱い氷》なんて1mmも分からない。
ま、結局何が言いたいかというと
こんな書を題材にして議論する
東大生には絶対敵わないということ(涙)
但し、そんな難解な小説の中でも
唯一ボクでも興味を持てた箇所が
短編《夜鷹》の《時間つぶし》というごく一部分。
シカゴ美術館所蔵の名作
エドワード・ホッパーが描いた
ご覧の《ナイトホーク》が登場するのだ。
そして、その前後数行だけは
鈍らな頭でもなんとか理解できたという(笑)
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
ま、ま、マジっすか!?驚
#ドルフィンキック