得・スタバではグランデを買え。

スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学

な る へ そ で あ る 。


モノの価格について
とっても深く考察された
経済学者・吉本佳生氏の名著

スタバではグランデを買え!

今から17年前の2007年に
発売されたハウツー本であるが
今読んでもひざを打つこと多数あり。

中でもタイトルの元にもなった
第5章:スタバではどのサイズの
コーヒーを買うべきか?は秀逸だ。

ショートとグランデの価格差は
100円も違わないというのに
グランデのほうが2倍も容量が多い。

つまり客にとってグランデは
2倍の量が飲めてお得感がある。

かたやスタバにとっても
量を2倍にしたところで
コスト的には大したことがなく
粗利額が増えてメリットになる。

つまりwin-winの関係なのだ。

さらに・・・

第8章:子供の医療費の無償化は
本当に子育て支援になるか?も同様に秀逸。

無償化されることで
ちょっと具合が悪いだけでも
病院に連れていかれるようになり
小児科には長蛇の列が発生し
重症の子供が捨て置かれる事態になる。

ま、1割負担だけのお年寄りの病院通いもこの類だよね。

以上、この2章だけでも読んでおいて損はないと思う。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□

この重たそうな狩衣を着て
内裏を守備するんは十二単同様
ある意味拷問だと思うんだけど違う?
弓使うのに袖が邪魔にならんのかしら?

それともこの派手さが抑止力だったんかな?

さ、今夜は第10回:月夜の陰謀。