歴史探訪:1200年以上前に彫られた奈良時代の仏像様と大久保利通公に「気をつけ、礼」。

東京国立博物館 本館 (1)

先日、東京国立博物館 平成館で開催されいた
京都―洛中洛外図と障壁画の美」にお邪魔した際、

正面に見える本館で開催されていた
企画展にもさくっと寄って参りましたので、
簡単にレポートしますデス。

東京国立博物館 本館

コチラが本館デス。

今回はこちらの本館で開催されていた
いくつかの企画展にも足を運びました。

東京国立博物館本館彫刻

最初にお邪魔したのは
1階でジャンル別展示されていた彫刻展デス。

寺院や神社に安置された
仏像、神像、肖像が展示されてまして、
一番古いもので奈良時代(8世紀)、
新しいものでも14世紀の南北朝時代、
多くは平安時代に作られたものだそうです。

以下、カメラ撮影許可OKだった彫刻です。

薬師如来坐像

薬師如来坐像(奈良時代・8世紀)

最も古い1200年以上前の仏像です。

因みに奈良時代とは
710年に元明天皇の命によって
飛鳥から平城京に遷都され、
794年に桓武天皇によって平安京に
遷都されるまでの84年間の時代です。

毘沙門天立像 道成寺蔵

毘沙門天立像(平安時代・9世紀)
(和歌山・道成寺蔵)

この像はとても愛らしい表情がいいですね。

大日如来坐像

大日如来坐像(平安時代・11世紀)

浄瑠璃寺蔵 地蔵菩薩立像 重文

地蔵菩薩立像(平安時代・12世紀 京都・浄瑠璃寺蔵)

文殊菩薩立像(もんじゅぼさつりゅうぞう)

文殊菩薩立像(もんじゅぼさつりゅうぞう)
(鎌倉時代・13世紀)

菩薩立像 (1)

菩薩立像 (2)

菩薩立像(鎌倉時代・13世紀)

とても繊細な彫りで癒され感の強い象でした。

千手観音菩薩坐像

千手観音菩薩坐像(南北朝時代・14世紀)

以上、そのほとんどが木彫像ですが、
よく現在まで無事に残っていたものだと思います。
ぜひ日本の宝として未来永劫残って欲しいものです。

東京国立博物館本館内

そして、本館内をぐるぐる回りまして

最も気になったのがコチラの肖像画。

東京国立博物館 大久保利通肖像画

大久保利通
1830年9月26日 - 1878年5月14日

八重の桜でもお馴染みですよね。

西郷隆盛、木戸孝允(桂小五郎)と並んで
「維新の三傑」と称された薩摩出身の英雄デス。

残念ながら明治維新がまだ道半ばであった
1878年5月14日、現在の千代田区紀尾井町の路上で
石川県士族の島田一郎ら6人によって襲われた
紀尾井坂の変で無念にも暗殺されたわけですが、

予算のつかなかった公共事業に対して
大久保工自らの私財を投じて国の借金を
個人で埋めていたことは有名な話ですよね。

そして、もうひとつの肖像画がコチラ。

東京国立博物館 岩倉具視肖像画

岩倉具視
1825年10月26日 – 1883年7月20日

ワタクシが高校生ぐらいの時代まで使われていた
500円札に肖像が描かれていた有名なお方デス。

当時は千円札が初代総理大臣の伊藤博文、
1万円札が聖徳太子だったと記憶。

以上、東京国立博物館本館にて
興味深かった展示物のレポートでした。

東京国立博物館 表慶館

最後にコチラは本館横にある表慶館。

残念ながら当日は企画展がなかったので、
建物の中に入ることはなかったのですが、
コチラの表慶館は明治33年(1900年)に
当時の皇太子(後の大正天皇)のご成婚を記念して
明治42年(1909)に開館した
日本で初めての本格的な美術館だそうです。

設計者は、J.コンドルの弟子でもあり、
あの1909年に竣工した赤坂迎賓館を手がけた
宮廷建築家の片山東熊デス。

なんとなくその雰囲気が伺えますよね。

上野恩寵公園

さ、帰りましょっと。


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