ミリタリーなレザーグローブ。

S&Graf_COBRA_BALL (1) US.SWATタクティカル革グローブ

はや購入5年経過デス。


S&Graf COBRA
BALLUS.SWATタクティカル革グローブ

2011年冬に
秋葉原の末広町近くにある
コテコテのミリタリーショップ
S&Grafにて手に入れた自慢の
フィンガーレスグローブです。

US.SWATタクティカル革グローブ S&Graf_COBRA_BALL (2)

ゴアゴアで堅かった馬革も
歳を追うごとに馴染んで
スマホ操作も楽ちんデス。

ネット販売もされてるようで
コチラで購入可能デス。

但し、縫製はかなり雑なので、
検品はしっかりとデス。

PS.

さて、バーバリーや
アクアスキュータムで
大人気のトレンチコートが、
もともと第1次世界大戦において
英国陸軍が塹壕戦用に開発した
防水性のコートであることは
既にご承知の通りかと思いますが、

戦争から端を発したファッションが
他にも沢山街中に溢れていることを
ご存知でしょうか?

その一部をさくっとご紹介致します。

■ダブルのブレザー

前合わせがダブルの上着の起源は、
ポーランド騎兵隊の服装で、
乗馬の際に風が入らないように
前合わせがダブルとなったとのこと。

そして、ブレザーの名前の起源は、
英国海軍の軍艦ブレザー号が、
1837年にヴィクトリア女王の
観閲を受ける際にネイビーブルーの
ダブルの金属ボタンが付いた
ジャケットを揃え、
全乗組員が着用したことから。

■チノパン

インドに駐屯していた英国陸軍の
カーキ生地の軍装が起源で、
その後米国陸軍にも採用され、
米西戦争の戦地であった
フィリピンから帰国した兵士より
1900年代に米国内に広まった。

■カーディガン

英国陸軍軽騎兵旅団長の
第7代カーディガン伯爵
ジェイムズ・ブルデネルが考案。
怪我をした者が着易いように、
Vネックのセーターを前開きにして
ボタンでとめられる様にしたのが
起源と言われている。

■セーラー服

海軍ではお馴染みの制服。

大きな襟の理由については、
定かではないが、
甲板上で風などの影響によって
音声が聞き取りにくいときに
襟を立て集音効果を得る為とか。

胸元のスカーフに関しては
水兵が手ぬぐい代わりに
使うための物と言われている。

以上のように
少し調べただけでも、
軍服や戦争に端を発した
ファッションは数知れず。

戦いにおける戦意高揚以外に
いつ何時訪れるかもしれない
自分たちの死を覚悟した故の
死装束を意識した戦士たちの
お洒落だったのかもしれません。

ついでになりますが、
現実的平和主義者なボクの
ミリタリールックに関する
懐かしい文章を
昔の記事に見つけましたので、
以下貼り付けときます。

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私の冬のスタイルの一部を見て、

『今から戦争にでも行くの?』

と、たまに言う人がいますが、
私は今も昔も戦争が大嫌いです。

ただ、その過程で生まれた耐久性の高い素材、
機能性や防寒性の高いデザインなどは
決して放棄されるべきものではなく、
人類にとって受け継がれるべき財産だと考えます。

私は戦争のないミリタリーが大好きです。