未来に遺したい文化遺産:活版印刷。

metal_movable_type 活版印刷

やたら気になる活版印刷。


活版印刷ってご存じでしょうか?

最近は名刺やポストカードでしか
見られなくなってしまいましたが、
冒頭画像の通り一文字一文字が
独立した凸型の版を集合させて
印字する500年以上の歴史のある
アナログな印刷方法デス。

で、活版印刷の何処が好きなの?
と問われればやはり紙に浮かぶ
微妙な凹凸感と言えるでしょう。

letterpress_printing 活版印刷

もともとは1445年頃にドイツの
ヨハネス・グーテンベルクが
活版印刷の技術を発明しまして、
聖書をはじめとした書物の多くは
活版印刷でありました。

がしかし、

1970年代頃から
版と紙が直接触れない
オフセット印刷などが出現すると
活版印刷は徐々にマイナーとなり、
2000年以降は
時代から取り残された
レトロな文化遺産に(涙)

この映像なんて心染みますヨ!

落款万年筆もそうですが、
こういうアナログな文化遺産、
せめて名刺やハガキといった
ささやかなプリントモノだけでも
未来に遺してやりたいなと。