2024.07.28 sun 14:00
年間パスにより
3回も鑑賞してるのに
すっかり紹介するの忘れてた(汗)
根津美術館で開催されていた
企画展《華麗なるほとけ》
今さらながらメモ残しとく。
いつもテンションを上げてくれる
「隈さんの軒下」がいいね。
雨の日なんかとても風情がある。
さて、印象に残った以下3点の作品をどぞ。
《大日如来像》(重文・12世紀)
本企画展のメインだ。
平安後期~鎌倉初期に
制作された作品だが
よくぞこんな良い状態で
保存されていたなと感動モノ。
国宝《那智瀧図》鎌倉時代・13世紀
先の《大日如来像》と比べて
保存状態は良くないが
上部の岩峰には月輪がかかり
下部には杉の樹が屋根を貫く拝殿
ぞの傍らに大きな卒塔婆が見える。
ご神体である滝のみが描かれた
垂迹画(すいじゃくが)であること
また、墨と金泥により岩壁を描写する手法などに
中国宋元絵画の影響が看取される貴重な風景画として国宝指定されたそうな。
《兜率天曼荼羅》南北朝時代・14世紀
釈迦入滅から56億7千万年後に現れて
人々を救うとされる弥勒菩薩の住まいが
この「兜率天(とそつてん)宮」だそうだ。
華やかなグリーンが印象に残る。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
誰かと思ったらキアヌさま。
ホントこの方は優しい人。