2025.05.07 11:00
お馴染み国立西洋美術館にて
アメリカ・サンディエゴ美術館と
国立西洋美術館の所蔵品から
選び抜かれた名画など約90点を鑑賞してきた。
あんまし期待してなかったんだけど
実際に鑑賞してみるとどうしてどうして。
ルネサンスから19世紀末までの
西洋美術の歴史をたどるといった
よくありそうなキュレーションだったけど
サンディエゴ美術館の所蔵品が思いのほか良くて楽しめた。
あまりに印象的な作品が多かったので
今回は3部に分けてご紹介したい。
ル・コルビジュエ設計の国立西洋美術館
近所に引っ越したいと思わせてくれる美術館のひとつだ。
テーマはコレ
西洋絵画、どこから見るか? ― ルネサンスから印象派まで
因みに平日だし空いてるだろうなと思ったけどめちゃ混んでた(汗)
さ、印象的だった作品を一気にメモしとく。
《聖母戴冠》
ルカ・シニョレッリ(1508)
サンディエゴ美術館蔵
ぜんぜん信者じゃないけど
なぜかキリスト教絵画には
心惹かれてしまうもんがあるんよね。
ひょっとして前世のせいかしらん?
《マグダラのマリアの回心》
ベルナルディーノ・ルイーニ(1532)
サンディエゴ美術館蔵
レオナルド・ダ・ヴィンチの弟子?
ベルナルディーノ・ルイーニが
弟子として断定される資料はないけど
ダ・ヴィンチと同じ時代に
同じミラノで活動していたこと
レオナルド風が色濃く出てていることで
弟子の可能性が非常に高いということで知られる。
《聖母子》
カルロ・クリヴェッリ(1494)
サンディエゴ美術館蔵
《聖母子》
アンドレア・デル・サルト(1516)
国立西洋美術館蔵
聖母マリアとその子イエス・キリスト
聖母子像もいろいろあるよね。
《アポロとダフネ》
パオロ・ヴェロゼーネ(1588)
サンディエゴ美術館蔵
コレはギリシャ神話の逸話を描いた作品
1. アポロはキューピッドを侮辱したため「恋の矢」を撃たれる。
2. 対してダフネには「愛を拒む矢」が撃たれる。
3. アポロはダフネに恋し、激しく追いかける。
4. ダフネは逃げるが、ついに捕まりそうになり、父ペーネイオスに「姿を変えて」と願う。
5. その瞬間、ダフネの体は月桂樹に変身する。
まさにダフネの体が月桂樹に変身する瞬間を描いている。
因みにその後、アポロは彼女の変身した月桂樹を愛し
「月桂樹」を自らの神聖な木として身に着けるようになるそうな。
続・西洋絵画、どこから見るか?につづく。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
佐々木さんは残念だったけど
その分大谷さんがやってくれた。
寿命3年あげてもいいくらいの勝ち越し3ラン!
その裏で菅野さん4勝!
防御率2.72の大活躍だ。