めちゃくちゃ面白かったヨ。
冒頭画像の田中森一著書の『反転-闇社会の守護神と呼ばれて-』は、戦後日本の闇社会と政・財・官の癒着構造を内部から大暴露した衝撃の回想録だ。
著者の田中森一は元東京地検特捜部のエース検事で、新聞・テレビを賑わした数々の汚職事件を手掛け、弁護士に転身したあと、政財界だけでなく、暴力団や仕手筋、総会屋といった裏社会とも関係し、破滅的な転落を遂げた人物。
本書は、検事として権力の中枢にいた者が、やがてその権力の裏面に取り込まれていく過程を生々しく描いており、東京佐川急便事件やイトマン事件、石橋産業事件など誰もが知る事件に関与し、正義と腐敗の境界がいかに曖昧であるかを突きつける。
政治家、企業家、暴力団、銀行、そして、検察内部の実態が実名とともに明らかにされ、互いにもちつもたれつの関係で成り立っていた、その微妙な均衡に驚かされる。
コレ読まずして何を読む。
ちなみに、検察が自民党政治家と暴力団との関係追及をなぜ途中で止めたのかについて、著者である田中は「政治家からの圧力ではなく、追及を進めれば本当に国を滅ぼしかねないと判断し、検察自らが手を引いたのではないか。」と語っている。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
ホント昭和に存在してたような。。。笑
