チャールズ皇太子のスーツに括目せよ!

最強のHeriager御年69歳で再登場。


MEN’S Precious 2018秋号
その表紙を飾ったのは
ボクが「元祖 Heritager」とも
「Heritagerの父」とも呼ぶ

チャールズ皇太子

道ならぬ恋を歩んだがため
一時は塗炭の苦しみを味わったが
以前コチラでも紹介したように
20歳の頃に入手したとされる
ジョン・ロブの黒い革靴を
補修用パッチで修理しながら
40年以上も愛用し続けるなど
清貧の英国皇太子として
俄かに信頼を回復している。

ご覧の通り本誌にも
あの継ぎ当てだらけだった
ジョン・ロブの革靴を含め
複数枚の画像が掲載されている。

但し、つま先はしっかり
鏡面磨きされているので
40年以上経過した革靴とは
とても見えない。

これぞエイジングの極みだろう。

そして、もうひとつ
本誌で驚かされた記事が
チャールズ皇太子のスーツだ。

なんとスーツの上着部分
ジャケットの裾部分にまで
継ぎ当てが存在するではないか!?

ひょっとすると
絶滅危惧種と言われた
スコットランドツイードを
再び蘇らせるために
愛用し続けているのかもしれない。

モノを大事に愛用する国民性と
英国製ブランドが如何に耐久性の
高いモノ作りに徹してるかを
チャールズ自ら宣伝しているようだ。

因みにチャールズ皇太子の
これら継ぎ当てのことを
今では「チャールズ・パッチ」と
呼んでいるそうな。

PS.

耐久性に優れるということは
買い替え需要が発生しにくくなる為
必ずしも経済面において
プラスにはならない。

しかし、作り手にとって
長年愛用されるということほど
嬉しいことはないだろう。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□□□□

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