過去に数々の映像コンテンツを手掛けてきた
日本が誇るユナイテッド・アローズ。
古くは2012年春に公開されたTRENCH TRIP、
2012年秋に公開された恋するマリオネット、
2年連続で公開された情熱接客の映像など
まさにアーカイブな作品映像が目白押し。
そして、対するスウェーデンのヌーディー・ジーンズ、
愛着をもってジーンズを穿く為のリペア映像が2本、
こんなのとか、あんな映像が公開されてましたね。
またリサイクルにも積極的に取り組んでました。
で、今回はニットとデニムとの違いこそあれ
両社ともに原料から始まるモノ作りの映像を
なんと同時期にガチで公開してきましたので
なかなかこんな映像が見られるチャンスは
滅多にないだろうってことで
ぜひ両社製品の詳細な製造工程をご覧下さいませ。
これからのアパレル製品を見る貴方の眼差しが
きっと変わってくることでしょう。
まずはユナイテッド・アローズのセーターからどうぞ。
NiCE UA 29: “How my sweater came to be.”
ニットはこうして僕のものとなる。
アンディが購入したアラン柄のセーターが
なんと逆回転映像で家⇒UA店頭⇒UA倉庫⇒
中国のニット工場⇒紡績工場⇒
オーストラリアの牧場へと戻っていく映像デス。
ウールマークとのコラボも入ってるっぽいかな。
20年ほど前の商社時代に見た覚えのある映像が
ガンガン出てきて懐かしいデス。
但し、ニット製品が中国から日本へ
飛行機で輸送されることは少ないかも。
めちゃくちゃコストUPになってしまいます(汗)
続いてはヌーディーのデニムです。
Nudie Jeans – from cotton to a pair of jeans
コチラは普通に綿花の畑からスタート。
因みにスウェーデンのブランドですが、
生産はすべてイタリアで行われています。
紡績⇒機織り⇒裁断⇒縫製⇒洗浄⇒ダメージ加工
バックポケットについてる
お馴染みのアイコン「波のステッチ」も
ボタン打ちもネームラベルを貼り付けるのも
今はみんな機械化されてて驚きデス。
いずれは人間の手など要らなくなるかも(汗)
見どころは最後のダメージ加工の工程。
ジーンズを風船みたいに膨らませて
手作業でダメージを付けていくわけですね。
これはかなり面白い映像デス。
以上、両社の映像ともに
なかなか普段目にすることが出来ない
大変貴重な製造工程の映像ですので、
ぜひ最後までご覧下さいませ。