GISELe 9月号カバーより
“GISELe”と言えば
ボクのようなオッサンには
ほとんど関わり合いのない
アラサー女子向けの
ファッション誌なんだけど
冒頭画像の表紙ように
ファッション誌には珍しく
煽り立てるような言葉が
乱雑にゴチャゴチャと
並んでないのが特徴的デス。
そう言えば
敬愛する小池一夫先生が
以前こんなこと書かれてました。
そこには、「馬鹿のシンプル」さがあるだけである。シンプルには二種類あり、「豊穣たる知識や教養を極めて辿り着くシンプル」と、はじめから何も内包しない「馬鹿ゆえのシンプル」がある。前者が日本の書院造や数寄屋造などの簡素な美しさであり、後者が今流行りのコルビジェもどきである。
小池一夫 (@koikekazuo) 2013年1月25日
シンプルも奥が深いのデス。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□□□□
さて、日本のファッション
ECサイトを観察してみると
ZOZOやユニクロをはじめ
PCのトップページデザインが
やたらゴチャゴチャしていると
思いませんか?
ZARAやH&Mに比べても
相当に複雑怪奇なデザインで
とてもファッションECとは
思えない雰囲気デス。
でも、ZOZOにしても
ユニクロや無印良品にしても
すこぶる売れてるんですよね。
一瞬になるかもしれないけど
ZOZOの株式時価総額は
1兆円をついに超えましたし。
奇々怪々なデザインでも
難なく受け入れられる日本人
とても他人事のようだけど
なんかとても頼もしいデス。
もちろん嫌味ですけどね(笑)