夏来たる陽射しの香りは愛を綴ったブルーベリー。

ボクの身体は東京の空気と
日々の食事で出来ている。


さて、先日読了しました

世界一シンプルで
科学的に証明された
究極の食事

に多大な影響受けてます(笑)

中でも影響を受けたのが
冒頭画像のブルーベリー。

何しろブルーベリーは
糖尿病相対リスク-25%!

あの分厚い果皮には
抗酸化作用の強い
フラボノイドやポリフェノールが
たっぷり凝縮されてて
糖尿病の発症リスクを
低減するかもしれないそうな。

最近、東雲イオンの
ブルーベリー売場が
3倍に拡充されたのは
そういう効果効能が
みんなに認知されたからかな?

そんなわけで
毎日朝晩2回に分けて
ブルーベリーを頂いてます。

さらに2日1度は
ご覧のフルーツ盛り合わせを
たっぷりいただいてます。

と、言いたかったのですが
コレはちょっと止めました。

さすがに糖分多すぎる気がして。

以上、元気で100年生きるには
50歳以降に摂る食事が
とても重要とボクは考えます。

 

□□□ 東雲乃本 □□□□□□□□□□

★★★☆☆
日本史の内幕
戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで

著者:磯田道史

先日ご紹介した同書ですが、「淀君が生んだ秀頼は本当に豊臣秀吉の実子だったのか?」の考察とは別に興味深いネタをもうひとつだけ。

「韓信股潜図」の絵に書き加えられた大田南畝(杏花園)の賛について。

磯田先生が京都の書画屋で偶然にも「韓信股潜図」の絵を見掛けたんですが、その絵に江戸中期に活躍していた文人・狂歌師の大田南畝(杏花園)が付け加えたと思われる賛が書かれていたそうなんデス。

「韓信股潜図」とは、紀元前200年頃の中国において秦を滅ぼした項羽を破り、主君・劉邦を漢の初代皇帝に君臨させた名将・韓信が、街はずれの通りでチンピラ数人に行く手を阻まれ、腰に刀を帯びていながらもそれを使うことなく、恥を忍んでその者らの股をくぐって道を通ろうとしている姿を描いたものデス。つまり、大志を望む者は小事で争うこと勿れという中国古来に伝わるよく知られた教訓ですね。

で、その絵の中に書き加えられていたのがこんな賛デス。

唐は唐。日本は日本。唐の紙くずばかり拾いて日本の刀を忘るることなかれ。

道なかに 立つの市人 切り捨てて 股はくぐらぬ 大和魂

杏花園

大田南畝と言えば文人・狂歌師でありながら御家人でもあったことから今の時代でいう石原慎太郎氏のような人物でしょうか。

ま、人類みな血は繋がってますから韓信のような大志があろうが小事であろうが無用な争いごとは控えるのが大人対応ってやつかもしれません。