読了。世界一シンプルで 科学的に証明された 究極の食事

話題の一冊読了デス。


★★★☆☆
世界一シンプルで
科学的に証明された
究極の食事

著者:津川友介

要するにTVやネットやらで紹介されてる身体に良いされてる食べ物や成分は、実はそのほとんどが信頼できる機関での科学的な検証を受けてないものなので、真に受けちゃダメよという趣旨の書デス。

で、信頼できる機関で幾度となく検証した結果、病気を予防してくれる確率が高いと証明された食べ物は世界的にたったのコレだけ。

1.魚
2.野菜と果物
3.茶色い炭水化物(玄米・全粒粉など)
4.オリーブオイル
5.ナッツ類
6.豆類 ⇒ 著者サイトにて追加記載

因みに信頼できる機関で幾度となく検証した結果、逆に病気に繋がる可能性が高いと証明された食べ物がコレ。

1.赤肉(鶏肉を除く牛肉・豚肉など)とハム・ソーセージなどの加工肉
2.白い炭水化物(白米・じゃがいもなど)
3.バターなどの飽和脂肪酸

どうして白米が健康に悪く玄米が健康に良いのか?

白米は精米によって胚芽や果皮、種皮などの層がすべて取り去られ、胚乳だけになった状態のことを言いますが、実はこの胚乳の成分はそのほとんどが糖質。つまり、血糖値を高める可能性があり、ゆくゆくは糖尿病を発症させる危険性があるとのことデス。

一方、胚芽や果皮、種皮などの層が残る玄米は植物繊維や他の成分を含み、逆に糖質の吸収率を下げ、血糖値を下げてくる効果があるとのこと。なるへそデス。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□□□□

但し、ウィンストン・チャーチル元英首相のように毎日浴びるようにシャンパンを呑み、毎日身に纏うように葉巻を噴かし、およそ健康的でない日々を送っても90歳まで生きた例など数多くありますので、何が健康によく、何が健康に悪いかは人それぞれということで。