『August Beerの謎に迫る！前編』をまだの方はおさらい下さいね。

もう少し詳しくご説明しますと日本のビール業界ってキリン、アサヒ、
サッポロ、サントリーのたった4社の大手が凌ぎを削る戦場なんですね。
だから新興のビールブランドが入る余地などまったくないのが実情です。
にも関わらずミシュランの星付きの有名店に割って入ってるところが
冒頭写真のアウグスビールの凄いところなのでございます。

で、どうしてそんなことが出来たのか？
いよいよその秘密をここに大公開致します！
（書いていいのか？！汗）

秘密その1.　アウグスビールは無濾過のビールなんです。

無濾過ってなに？

酵母やタンパク質などを濾過していない本物のビールのことなんです。
これらの成分を濾過しないことで、ビールが持ってる本来の旨味が残り、
深い味わいとなってとっても美味しく飲めるのですね。
ま、濾過されてないビールは王様的存在のビールでもあり、
冷蔵庫での管理は必須ですが、とにかく旨いビールなのですヨ！

それに対して、大手4社の市販ビールは常温でも味が変化しないように
生産の最終工程でビール酵母その他を濾過しちゃってるわけなんです。
だから個性が失われどこのビールも同じような薄っぺらい味になると。

つまり、舌の肥えたシェフであれば濾過されてないビールと濾過された
ビールの味の違いや深みは一目瞭然？いや一舌瞭然で、濾過されてない
アウグスビールを取扱うのは至極当然の結果なわけなんですね^^

秘密その2.　アウグスビールは工場直送なんです。

大手4社のビールは以下の複雑な経路をたどってビールが配送されます。
よって、お客さんが口にできるのは早くても生産1週間後なんですね。

ビール工場 ⇒ 卸 ⇒ 酒屋 ⇒ レストラン・ご家庭

対してアウグスビールは卸と酒屋の中間流通を全て省いているため、

ビール工場 ⇒ レストラン・ご家庭

ビール工場からチルド配送で直接レストランやご家庭に届けられますので、
常に出来たてほやほやの新鮮なビールを味わうことができるわけなんです。
つまり新鮮さ重視のシェフならアウグスをこれまた選ばざるえないと。
これ大手ビールメーカーじゃ絶対真似出来ない仕組みですからね。

ま、そんなわけでアウグスビールは違いの分かるオーナーシェフから
絶大な支持を得ているわけなんですね。納得^^納得^^
美食の王様こと来栖けい氏がオーナーの西麻布のエキュレももちろん
アウグスビール取扱店だったりしますので、
お近くのアウグスの飲める店は要チェックでございますよ^^

さて、最後になりますが、坂本社長とご一緒したお店は日本橋本町にある
アウグスビール ラボ・キッチンでございました。
写真はオーナーの峯崎さん。
気軽にアウグスのビールが飲める店は少ないのでお薦めです！

で、当日なんとアウグスを坂本社長と私とで合計20杯も頂いちゃったそうで
それだけでもアウグスビールの旨さが十分伝わるのではないかと（笑）

理想を追求しながらも地にしっかり足をつける坂本流ストラテジー、
ぜひ皆様もご自身のビジネスの参考になさっては如何でしょうか？
今年の夏はアウグス1本で突っ走りたいと思います^^