国宝・雪松図屏風。

円山応挙 雪松図屏風 (国宝)三井記念美術館

円山応挙筆 1787年
国宝・雪松図屏風(ゆきまつずびょうぶ)


三井記念美術館にて開催中の『国宝 雪松図と明治天皇への献茶』を鑑賞。

江戸時代中期~後期の絵師・円山応挙(1733-1795)の傑作とされる雪松図屏風は毎年この冬のシーズンにしか展示されない貴重な国宝デス。

円山応挙 雪松図屏風 右隻(国宝)三井記念美術館

雪松図屏風 右隻 雄松

円山応挙 雪松図屏風 左隻(国宝)三井記念美術館

雪松図屏風 左隻 雌松

この絵の最大の見所は、雪が描かれていないにも拘わらず、松に雪が積もっているかのように見える応挙マジック。つまり描き残された和紙の白さだけで雪が表現されてるんデス(驚)

ぜひ間近でじっくりとその応挙マジックをご堪能ください。そして、円山応挙に惚れたら、兵庫県美方郡香美町にある応挙寺ともいわれる大乗寺に参拝して、応挙一門が描いた165点の襖絵に囲まれてくるべしデス。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□□□□

ジローさんは今日も元気デス(笑)