2020.11.21(土)16:00~
鳥越碧著書の時代小説「雁金屋草紙」を読了して以来、すっかり陶酔してしまった江戸中期の天才絵師・尾形光琳。
好きが高じてチラッとではありますが、相国寺の北東に位置する泉妙院にある墓所にまでお邪魔してきました(汗)
墓所のある泉妙院はご覧の日蓮宗大本山妙顕寺の塔頭でちょうど東側すぐのところに位置しています。
門外漢故に泉妙院の境内に入ることは叶わず、門の隙間を通して辛うじて見える光琳の墓石を撮影。
「長江軒青々光琳墓」と書かれた墓石がそれ。
もともとの光琳の墓石は尾形家一族の合葬墓(右の灯篭の裏側)なんですが、琳派を継承した酒井抱一が光琳の没後100年にこの墓石を別途建てたんだとか。
まさか光琳も400年後の世界でこれほど著名な絵師になっているとは夢にも思ってなかったでしょうね。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
MISIA – 逢いたくていま
合掌。