2020.12.13(日)14:00~
今年2020年1月18日に開館したピッカピカのアーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)に高校同級生たちとお邪魔してきました。
お目当ては『琳派と印象派』展。
俵屋宗達や尾形光琳、酒井抱一をはじめとした琳派、そしてジャポニズムに影響を受けたゴッホやモネなどの印象派の巨匠たちが描いた作品をお腹一杯になるまで堪能してきましたヨ。
まずはジャポニズムを代表する琳派の出品作品をごく一部ですがどうぞ。
17世紀
洛中洛外図屏風 / 作者不明
六曲一双 紙本金地着色
各 155.5 x 361.4
石橋財団アーティゾン美術館蔵
今は亡き二条城天守閣や後水尾天皇の中宮・東福門院こと徳川和子の入内行列やが描かれた金ピカの洛中洛外図屏風。
300年以上も昔に描かれたとはとても思えないほど保存状態の良い金箔の貼られた屏風でした。
ひょっとすると絢爛豪華度では狩野永徳の上杉本洛中洛外図屏風を軽く超えてるかもしれません。
孔雀立葵図屏風 / 尾形光琳
18世紀前半
二曲一双 紙本金地着色
各 146 × 173
個人蔵
ひと目で尾形光琳筆と分かる作品デス。
白楽天図屛風 / 尾形光琳
18世紀
六曲一双 紙本金地着色
各 154 x 362
根津美術館蔵
李白観瀑図 / 尾形光琳
18世紀
紙本墨画淡彩
37.4 × 70.5
石橋財団アーティゾン美術館蔵
富士筑波山図屏風 / 鈴木其一
19世紀
六曲一双 紙本金地着色
各 128.3 × 274.2
石橋財団アーティゾン美術館蔵
江戸琳派の祖・酒井抱一の一番弟子・鈴木其一(すずききいつ)の40代のころの屏風作品だとか。
ご覧のように写真撮影可の作品もありましたヨ。
舞楽図屛風 / 俵屋宗達
17世紀
2曲1双 紙本金地着色
各 155.5 × 170.0
醍醐寺蔵
前期の目玉作品はもちろん舞楽図屛風。
柳 広司著書の『風神雷神』を読んでいくとさらに感慨深い作品になるかもデス。
因みに風神雷神図屏風は12/22から始まる後期の展示でご覧になれますヨ。
Vol.02 印象派作品につづく。