悲・ライオンのおやつ。

ライオンのおやつ 小川糸

さらばシバ、安らかに眠れ。


2021年夏
NHKドラマにもなった
小川糸さんの小説
ライオンのおやつを読了。

あらすじはこんな感じだ。

末期の子宮頸がんに侵され、残り少ない命となった主人公・海野雫。

彼女が最期の日々を過ごすために選んだ場所は、瀬戸内の海が見えるホスピス「ライオンの家」だった。

そこにはマドンナと呼ばれるオーナー看護師のもと、様々な生い立ちをもった入居者たちが、残り少ない命の灯を少しでも光り輝かせようと懸命になって生きていた。

土村芳主演のドラマ版は
医療系ドラマにあるような
人間味のあるストーリーだったが
小説は童話的な美しい展開が特徴
どちらもお薦めできる内容だ。

そして、主人公・雫が
旅立つ場面を読んでいたとき
突然ボクのもとに不幸が飛び込んできた。

高校時代の同級生であり
今もすぐ近所に住んでいる
親友Sが突然旅立ってしまったという。

絶 句 。

脳内出血だったとのこと
早すぎる旅立ちに本当に無念でならない。

さらばシバ、安らかに眠れ。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□

夢の島陸上競技場

2022.04.11(土)
夢の島陸上競技場

清水建設江東ブルーシャーク vs 豊田自動織機シャトルズ

偶然にもその週末
その彼が部活でやっていた
ラグビーの試合を偶然観戦した。

このフィールドのどこかで
彼が自慢の俊足を飛ばしているような気がした。