2022.07.02(土)13:20~
大人の休日倶楽部パスの旅
初日目もようやく終盤
中尊寺参拝でへとへとになり
弁慶ラーメンでお腹を
満たしたあと訪れたところは
源義経、終焉の地で知られる
高館義経堂。
もともとは
藤原氏4代・泰衡を補佐し
京都より陸奥守として
平泉へ下向していた
藤原基成の館であったとされるが
1189年6月15日
義経を追討せよとの
頼朝からの要求に屈した泰衡が
義経を襲撃した衣川の戦いの頃は
義経の館となっていたようである。
武蔵坊弁慶が無数の矢を受け
立ったまま絶命したとされる
「弁慶の立往生」がこの地で
繰り広げられたと思うと感慨深い。
高館義経堂の入場口
参拝料:300円
上の階段を昇りきったところで
目の前に現れるのがこの絶景。
目の前を流れるのは北上川
奥に聳える山が8/16に
平泉大文字送り火が灯される束稲山
因みに衣川という川は
北上川に合流する小さな川で
この画像の左側で合流している。
そして、、、
1689年6月29日、松尾芭蕉が
この絶景を見て詠んだ歌がご存じ・・・
夏草や 兵どもが 夢の跡
コチラは安政の大獄にて
吉田松陰や橋本左内とともに
江戸伝馬町牢屋敷にて命を落とした
頼三樹三郎の碑。
22歳の頃この地を訪れ
奥州藤原氏の栄華と没落
頼朝と義経兄弟の悲しき確執などを
詠んだ歌が書き込まれている。
さらに奥にある階段の上に建つのが・・・
高館義経堂。
妻(郷御前)・娘と共に
この地で義経は自害したと伝わる。
1683年、仙台藩主4代伊達綱村公が建立。
合 掌 。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
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