P・シティボーイ、はじめて1人でバーに行く。

POPEYE(ポパイ) 2022年 9月号 [シティボーイ、はじめて1人でバーに行く。]

POPEYE 2022年9月号


はじめて1人で行ったバー。

たしか大学2年か3年のとき
風の歌を聴けに触発されて
ひとりで気軽に呑める
ジェイズ・バーのような
いきつけのバーが欲しくなった。

そこで、当時バイト仲間だった
1歳年上の姉さんに薦めてもらった
名前も覚えていないバーがソレ。

京都・北山通りの
古びたビルの2階にあった
カウンター5席ほどの小さなバーで
スタッフは齢40前後の女主人ひとりだけ。

その時の客はボク以外全員常連で
京都らしい品のある笑い話をしながら
みんな気持ちよく酔っぱらっていた。

特に女主人は完全に出来上がっていて
途中着ていたTシャツを脱ぎ捨てて
ブラジャー1枚になる始末!?

ボクはというと目のやり場に困って

慌 て て 退 席 ( 苦 笑 )

後日、バイト先の姉さんに
その顛末を話したところ
女主人の珍行は毎晩のことだという。

そんなわけで
はじめてのひとりバーは
齢20そこそこのボクにとって
あまりに刺激が強すぎたようで
2度目のひとりバー経験は
それから10年以上後のことになった。

PS.

あの頃は車で呑みに行ってたんだよね。
ホント昭和は怖い時代だった(滝汗)

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□

電車の中で見ちゃダメなやつネ(笑)