悲・マチネの終わりに。

マチネの終わりに

映画:マチネの終わりに


小説を読了後に劇場版を観了。

いくつもの印象に残る
台詞が散りばめられた名作だった。

例えば主人公・蒔野聡史のこんな台詞。

「人は、変えられるのは
 未来だけだと思い込んでるけど
 実際は、常に未来が過去を変えているんだよ。」

言われてみればホントご尤もだ。

過去の事実は変えられない。
でも、確かに未来によって
思いが変えられることはあると思う。

男子の場合は美しき思い出に
女子は悪夢に置き換えることが
多いかもしれないが(苦笑)

「尊ばれないことは忘れ去られる。
 それは我ら人類の最も美しい掟のひとつだ。」

今の安定した時代
画家や音楽家のように
何か著名な作品を遺さない限り
難しいことかもしれないが
なにか一芸に秀でて
尊ばれる人間でありたいと思う。

棺桶入るまで励め自分(笑)

さらに最も心に響いたのが
終盤の洋子と早苗の会話に出てくる
「マルタとマリア」の説教の話だ。

この話については別の機会に改めて紹介する。

小説の中盤過ぎあたり
マネージャーの三谷早苗が暴走し
牧野と洋子の愛を切り裂いた時は
二流作品に格下げか!?と思ったが
その後のリカバリーは思いのほかよかった。

読んで損はないと思うし
著者の平野啓一郎氏の
他の作品も読んでみたいと思った。

そして、劇場版は・・・

原作をかなり端折っている。

それ故に劇場版だけを見ると
ストーリーが乏しく感じられるかもしれない。

がしかし、、、

福山くんの演技は
非の打ち所のないほど素晴らしかった。

そして、自分の暴走を後悔し
ふたりに懺悔した後の三谷早苗役
桜井ユキの笑顔がことのほか美しかった。

そんなわけで
まだ鑑賞されてない方には
小説より始められることを推奨する。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□

秋本祐希さまお薦めの
浅草アートブラシの毛玉取りブラシ

電動にも負けないって!?

めちゃ気になるではないか!