鑑・京都画壇と江戸琳派。

出光美術館 京都画壇と江戸琳派

2023.01.21(火)11:00~


かの若冲コレクターで知られる
エツコ&ジョー・プライス夫妻が
所有していたコレクションのうち
約半分の190点余りの江戸絵画を
コロナ禍以前の2019年に買い取った

出光美術館

それらコレクションの展覧会が
今年ようやく同館にて開催された。

2/12まで開催されていた
第1期の「若冲と江戸絵画」は
相変わらず若冲人気が凄すぎて
予約のヨの字も取れなかったが

二期の「京都画壇と江戸琳派」は
予約開始時間にPCにへばりつき
なんとか予約を取ることができた。

で、お目に掛れたのがこれらの作品。

懸崖飛泉図屏風
円山応挙 寛政元年(1789)
紙本墨画淡彩、4曲1隻・8曲1隻

若冲も嫌いではないが
部屋に飾っときたいのは
やっぱり円山応挙の描いた
静のエレガントな屏風である。

四季草花図・三十六歌仙図色紙貼交屏風
酒井抱一

三十六歌仙の細かい
色紙絵の出来も素晴らしいが
きんきらに輝いた金箔にうっとりだ。

尾形光琳《紅白梅図屏風》のような
金箔や絵具の劣化がほとんど見られない。

十二か月花鳥図
酒井抱一

尾形光琳が亡きあと
50年以上後に琳派を再興した
江戸琳派の祖と言える酒井抱一

眼福。眼福。

出光美術館 皇居

出光美術館より皇居を望む。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□

タニタ食堂

初めてのタニタ食堂

さわらの豆板醤ソースかけ定食

薄塩で美味し。