赤・アートを巡る秋の旅。

Casa BRUTUS(カーサ ブルータス) 2023年 10月号[アートを巡る秋の旅。/平手友梨奈]

Casa BRUTUS 2023年10月号


赤い糸が伸びる表紙の船は
十和田市現代美術館でも見た
現代芸術家・塩田千春さん制作の作品

時 を 運 ぶ 船 。

奥能登国際芸術祭の
旧清水保育所にて公開されているそう。

この作品での赤い糸は
血の色を表現したものだというが
十和田市現代美術館
《水の記憶》の赤い糸は
それとは異なり生命を表した色であり
人と人との縁をつなぐ糸であると説明されていた。

どちらもよく似た作品であるが
能登と十和田、ところが違えば
作品の制作意図も異なるということだろう。

塩田千春、草間彌生に負けず劣らず不思議ちゃんである。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□

命 知 ら ず 。 。 。