2024 名古屋の旅 vol.06 覚王山 日泰寺。

覚王山 日泰寺

2024.01.14(日)16:30


松坂屋・創業者
伊藤祐民の巨大別荘
揚輝荘を見学したあと
この日最後に訪れた場所が

覚王山 日泰寺。

1898年(明治31年)
インドの地方行政官として
英国から派遣されていた
ウイリアム・C・ペッペが
ネパール国境近くに位置する
インドのピプラーワー村で
自分の荘園内にあった佛塔を発掘。

そこには一枚岩をくりぬいた
132 x 82 x 66cm、重さ696kgの
砂岩製の大石櫃が収められており
中には水晶製舎利容器1基をはじめ
滑石製舎利容器(四基)や
数百点の金銀宝玉や装身具類があったいう。

そして1899年(明治32年)
その真正舎利とおぼしき遺骨が
英国から仏教国シャム国へ譲渡され
シャム王国の国王ラーマ5世が
その一部をビルマやセイロンのほか
日本にも寄贈してくれたという。

で、1904年(明治37年)
その寄贈された舎利のほか
黄金の釈迦像を奉安するために
ここ覚王山日暹寺が創建されたそうな。

さらに1949年(昭和24)
シャム国のタイ王国への改名に合わせて
覚王山日泰寺に名を改められたそうである。

覚王山 日泰寺

1986年(昭和61)建立された山門。

左右に円鍔勝三作の阿難・迦葉像が納められている。

覚王山 日泰寺

1997年(平成9)に
建立された30mの五重塔は
山口市の瑠璃光寺・五重塔
モデルに製作されているという。

左が1984年(昭和59)に落成した本堂。

本堂には真舎利と共に
タイ政府より贈られたタイ国宝の
釈迦金銅仏が本尊として安置されている。

覚王山 日泰寺

覚王山 日泰寺 伊藤祐民

覚王山 日泰寺 伊藤祐民

ラーマ5世像

因みに此処日泰寺では
トヨタ自動車創業者の豊田喜一郎
初代社長の豊田利三郎の葬儀が営まれている。

メレル

この日の足元は
MERRELL JUNGLE MOC

お陰様でまだほとんど色褪せてない。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□

恋人・太陽の命を救うため
五感を失うという過酷すぎる
運命を受け入れた永野芽郁演じる雨。

五感をすべて失う最終回を
いったいどう描くんだろう?
と、謎に思ってたけど
やっぱり最後は泣かせてくれたわ。

#君が心をくれたから