2025.08.21 Thu 11:00
お馴染みの東京国立博物館。
5月の《蔦屋重三郎展》に続いて
今回は特別展「江戸 大奥」を訪れた。
徳川将軍の後宮である大奥は
華やかで閉ざされた女性たちの世界。
とりわけ5代綱吉から11代家斉の時代には
実に1000~3000人もの女性が暮らしていたといわれる。
うらやましい限りである(笑)
例によって撮影可能な場所は
ごく一部であったため
とりあえず雰囲気だけどうぞ。
大奥の頂点にたつ徳川将軍家御台所一覧。
・築山殿 (初代家康)関口親永女
・朝日姫(南明院) 初代家康(継室)豊臣秀吉妹・継室
・小姫 二代秀忠 豊臣秀吉養女(織田信雄女)
・江(崇源院) 二代秀忠(継室)豊臣秀吉養女(浅井長政女)三代家光母
・鷹司孝子(本理院) 三代家光 鷹司信房女
・浅宮(高厳院) 四代家綱 貞清親王王女
・鷹司信子(浄光院) 五代綱吉 鷹司教平女
・近衛熙子(天英院) 六代家宣 近衛基熙女
・八十宮(浄琳院宮) 七代家継(婚約のみ)霊元天皇皇女
・真宮(寛徳院) 八代吉宗 貞致親王王女
・比宮(証明院) 九代家重 邦永親王王女
・五十宮(心観院) 十代家治 直仁親王王女
・近衛寔子(広大院) 十一代家斉 近衛経熙養女(島津重豪女)
・楽宮(浄観院) 十二代家慶 織仁親王王女
・鷹司任子(天親院) 十三代家定 鷹司政通養女(鷹司政熙女)
・一条秀子(澄心院) 十三代家定(継室) 一条忠良女
・近衛敬子(篤姫、天璋院) 十三代家定(継々室) 近衛忠熙養女(島津斉彬養女、島津忠剛女)
・和宮(静寛院宮) 十四代家茂 孝明天皇妹、仁孝天皇皇女
・一条美賀子(貞粛院) 十五代慶喜 一条忠香養女(今出川公久女)
因みに将軍のお世継ぎを生んだ御台所は・・・
三代家光を生んだ江(崇源院)
十代家治を生んだ比宮(証明院)
十三代家定を生んだ鷹司氏子(広大院)
3人しかいない理由は・・・
御台所は公家や有力大名の娘を迎えることで
幕府の権威や政治的安定を示す存在だったこと
御台所の多くは京都の公家出身で
江戸の環境や大奥の厳しい生活に適応できなかったからだとか。
滅私奉公!?
よしながふみ作『大奥』
江戸時代はじめ
謎の疫病「赤面疱瘡」が大流行し
男子にだけ致死率の高い病気で
人口の大半が女性に置き換わるという社会になる。
そのため、幕府の将軍職も女性が継ぎ
女将軍と、その世継ぎをもうけるために集められた
美男三千人の大奥が誕生する、という奇想天外な世界観の漫画。
絢爛豪華な衣装たち。
なお、本展覧会の目玉は・・・
大奥の女性たちの生活を楊洲周延が描いた錦絵
『千代田の大奥』
40場面が描かれており圧巻の美しさだ。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
ついでにミュージアムシアターにて
VR作品『江戸城の天守』を鑑賞。
保科正之の志を尊重して
天守閣は造るべきではないという
有識者の意見は理解できるものの
でもやっぱり天守閣復元してほしいなあ。





