珈琲の猿田彦じゃありません(笑)
2015年5月5日、
昨年8月以来の伊勢詣デス。
当時のレポートはコチラ。
さて、前回は夫婦岩で有名な
二見浦にて身を清めてから
参拝スタートしましたが、
今回は伊勢詣の最初に訪れて
道中の安全祈願をするとよい、
とされている内宮から程近い
ここ猿田彦神社から
参拝スタートと相成りました。
ちと中途半端な位置ですが、
内宮より徒歩12分ほどデス。
何故に猿田彦神社から
参拝スタートするのが良いのか、
を具体的に説明しますと、
猿田彦神社は
別名「みちひらき」の神様と
呼ばれておりまして、
天照大神の孫にあたる
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が
日向国(今の宮崎県)の
高千穂に降臨したという
「天孫降臨」の際に
猿田彦大神は
その道案内役を務めたことから
物事の始まりの際には
道標となってくれる神様として
信仰されてきたんだそうデス。
その為、お伊勢参りの
道中の安全を祈願するため、
最初に参拝すべしと
今に伝わっているわけですね。
もちろんこれから
起業されようとする方にも
お奨めの神社であったりします。
では、境内の模様をご覧下さい。
手水舎
人様が集まっているところに
「古殿地」という文字と
干支が刻まれた石柱があります。
もともと御神座があった
神聖な場所だそうで、
自分の干支の文字を
手に押し付けて祈願すると
その願い事が叶うとか。
神紋は五瓜梅鉢デス。
たから石
宝船の形をして
さらに蛇が乗っているような
形をしているため、
縁起がいい石とされています。
猿田彦神社境内にある
佐留女神社(さるめじんじゃ)
天照大御神が
須佐之男命(すさのおのみこと)の
乱暴な行いに悲しみ、
天岩戸(あまのいわと)に
お隠れになった際、
天照大御神が
天岩戸から出て下さる様、
神楽舞を踊った天宇受賣命
(あめのうずめのみこと)が
祀られている社デス。
その為、芸能関係者が
多く参拝することで有名だとか。
猿田彦大神の奥様でもありますよ。
以上、猿田彦神社でございました。
がしかし、
この後にバスで訪問した
二見浦の到着時間が遅すぎて、
夫婦岩は干潮を迎えて
地肌がくっきり見えてました。
やっぱり二見浦は
内宮からも外宮から遠いので
朝一番に参拝するのが
正解かと思います(滝汗)
また神域外別宮を含めた
参拝順を厳格にするのであれば
神嘗祭の奉幣の日時順が
正しい順番になるとか。
がしかし、その順序では
非現実的な行程となるため、
おおよそ二見興玉神社→外宮→
月夜見宮→内宮→猿田彦神社→
月讀宮→倭姫宮→瀧原宮→伊雑宮とし、
猿田彦神社は内宮の後に
参拝するのが宜しいかと思います。
この参拝順の件に関しては
また改めてご案内する所存なので
今しばらくお待ち下さい。
因みにこの日の早朝、
夫婦岩のしめ縄が新しいものに
交換されてたようで、
大注連縄の交換風景の見学も
すっかり忘却の彼方でした(汗)
しばらく伊勢神宮編続くかもデス。
ようやく完成しました。
ぜひご参考になさってください。