孤高の嗜好品 第18弾:梅雨音はASPESIの調べ。

ナイロンステンカラーコート アスペジ リモーネ ZARA ザラ レインコート ASPESI_LIMONE (1)

正しくは雨音はショパンの調べ。


東京湾岸エリアの自慢と言えば
若洲の風力発電の風車が
泣いて喜ぶほどの暴風であるが、

これが梅雨の季節ともなると、
鬼門・辰巳桜橋上においては
横殴りの雨となって容赦なく
通行人を襲ってくる。

を差していようが、
レインブーツを履いていようが
有楽町線辰巳駅に到着する頃には
全身びしょ濡れだ。

もちろん地下鉄のホームでも
その車内でも、不快極まりなく
負組みの姿を晒すことになる。

冬の寒風吹き荒れる季節あれば、
ZARAのレインコート(右)
完全防御してくれるであろうが、
生暖かい風の吹く梅雨の季節に
分厚いレインコートは着用不可。

仮に着用できたとしても
蒸し暑い地下鉄で脱いだ際、
嵩張ってしまって鞄の中に
入れることが出来ない。

そこで、

梅雨のジメっとした気候でも
何ら蒸れず快適に過ごせる
薄手のナイロンレインコートを
買うべきか買わないべきかで
ずっともじもじしてたのだが、

ついに行動に出ることにした。

ステンカラーコート Tommy Ton's Street Style

このステンカラーコート
イメージにあーでもない、
こーでもないとひたすら
最強のレインコートを探し求め、

その結果、
冒頭(左)のイタリアブランド
ASPESIのコートに辿り着いた。

がしかし、

2016SSモデルの販売は既に終了、
ヤフオクで待つこと約1カ月間。

漸く落札出来た次第である。

アスペジ リモーネ ナイロンステンカラーコート レインコート ASPESI_LIMONE (2)

ASPESI(アスペジ)
モデル名:IMPERMEABILE LIMONE
サイズ:S
色:NAVY
素材:ナイロン100%
生産国:中国
定価:39,000円(税抜)
ヤフオク落札価格:16,900円(税込)

見た目にもドが付きそうな
シンプルでタイトなデザインで
レインコートには最良の形だ。

アスペジ リモーネ ナイロンステンカラーコート レインコート ASPESI_LIMONE (3)

薄いナイロン素材ではあるが、
表と裏は別々の生地になっており、
パッカリング縫製されている。

サラッとしたナイロン素材なので、
汗でべたついて不快になることは
多分ないだろう。

但し、

ゴアテックス素材のように
収納が嵩張らない反面、
撥水性はもちろん期待できない。
よって、雨の日着用前の
防水スプレーだけは必須と思う。

アスペジ リモーネ ナイロンステンカラーコート レインコート ASPESI_LIMONE (4)

なお、昔は専用ポーチが
ついていた記憶があるのだが、
現在のモデルはついていない模様。

ちょうどコムサ・デ・モードの
ポーチが保管されていたので、
これを代用することにした。

駅でこのコートを脱いだ際、
濡れていてもこのポーチに入れて、
鞄の中に入れておけばよかろう。

これでもはや梅雨も怖いくない。
喜んで辰巳桜橋の上で横殴りの
雨風を受けてやろうではないか。

PS.

因みにこのアスペジと比べて
最後までどちらにしようか悩んだ
ナイロンコートがこのミダだ。

 

M.I.D.A.(ミダ)
製品洗いステンカラーコート

同じくイタリアブランド。
素材はこちらのほうが
しっかりとしているようだが、
逆にしっかりしすぎていると、
カバンの中に入れた際、
窮屈になり兼ねないので
結果的に安定のアスペジとなった。

まだ日本では
知られていないブランドだが、
エラル55やブライアン&バリー
ではセレクトされているとのこと。

実は今でも悩んでたりする(笑)

============================

濡れながら一歩ずつ歩く。
水をはじきながら飛沫をあげない。
時間を失うことで時間を見出す。
死して生き、雨にして旋風。
脱がせつつ纏わせる。

快適な梅雨。

この一着。

文・東雲乃開高