歌・新訳 和泉式部日記。

新訳和泉式部日記・島内景二

新訳 和泉式部日記


あらざらむ この世の外の 思ひ出に
今ひとたびの 逢ふこともがな

和泉式部(56番)
『後拾遺集』恋・763

情熱的すぎる平安美人
泉里香演じる和泉式部が
光る君へ》に登場して以来
あっさりボクの興味を引いてしまった。

で、早速この日記を読んで
和泉式部を追っかけたというわけだ(笑)

掻い摘んで説明すれば
冷泉天皇の第四皇子・敦道親王との
数カ月間におよぶ逢瀬を綴った愛の日記。

もともとの恋人であった
敦道の兄・為尊親王と死別し
思いっきり傷心していたところへ
その弟・敦道親王の使いの小童が
突然和泉式部の前に現れるところから始まる。

そして、ふたりは fall in love(笑)

和歌や漢詩の会を除けば
これといって娯楽がなかった平安時代
恋だの愛だのが唯一の娯楽だったのであろうか。

PS.

和泉式部の歌はホント情熱的で良し。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□

ベン・ジョイスの105MPHえぐっ!