美・屏風図 x 東京国立博物館。

東京国立博物館・山水図屏風・狩野探幽17世紀

まずは屏風図から。


神護寺展を参観したあと
久しぶりに本館に立ち寄って
東京国立博物館のお宝を目にしてみた。

中でも屏風図には心トキメク
日本に生まれて良かったなと思う刹那。

以下、特に目についた屏風図だ。

東京国立博物館・四季山水図屏風・伝雪舟等楊16世紀

《四季山水図屏風》伝雪舟等楊(16世紀)

東京国立博物館・四季山水図屏風・伝雪舟等楊16世紀

東京国立博物館・四季山水図屏風・伝雪舟等楊16世紀

東京国立博物館所蔵の雪舟といえば
国宝《秋冬山水図》がつとに有名。

本作は「行年八十二雪舟」と
署名は右端上に書かれてるんだけど
落款印が押されてないんで伝がつくんかな。

東京国立博物館・山水図屏風・狩野探幽17世紀

《山水図屏風》狩野探幽(17世紀)

東京国立博物館・山水図屏風・狩野探幽17世紀

東京国立博物館・山水図屏風・狩野探幽17世紀

円熟した探幽の作品。

保存状態がとても良いネ。

東京国立博物館・山水図屏風・狩野探幽17世紀

署名と落款印もちゃんとあるし。

狩野法眼探幽斎藤原守信筆

東京国立博物館・山水図屏風・狩野山楽17世紀

《山水図屏風》狩野山楽(17世紀)

東京国立博物館・山水図屏風・狩野山楽17世紀

コチラも署名と落款印のある本物。

狩野永徳と比べると優しい筆さばき。

東京国立博物館・流水花卉図屏風・狩野山雪17世紀

《流水花卉図屏風》狩野山雪(17世紀)

上が流水図、下が市松模様の花草図。

しかも市松模様は金箔と青金箔が
交互に貼られて市松模様にしているという。

めちゃ琳派っぽい作品かも。

てか、実は琳派の元祖は
本阿弥光悦と俵屋宗達ではなく
狩野山雪とこの屏風の発注者だった?笑

東京国立博物館・雨山水図屏風・呉春18世紀

《雨山水図屏風》呉春(18世紀)

呉春(1752-1811)は
最初に与謝蕪村に弟子入りし
蕪村の死後、円山応挙と親しくし
応挙の死後、京都画壇の中心となり
四条派を打ち立てることになったそうな。

頼山陽は『雲烟略伝』にて
「京都の画風は、応挙において一変し
呉春において再変した」と評している。

以上、お陰様でまた寿命が延びたかも(笑)

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□

神技としか言いようがない。。。