もちろん入店したことありません（涙）
創業は今から112年前の1901年、
デパートを文化に変えたとも言われる
ＮＹ五番街の象徴ともいえる老舗百貨店と言えば・・・
バーグドルフ・グッドマン
1956年、モナコ大公レーニエ3世との
結婚式を控えた大女優グレース・ケリーは
バーグドルフ・グッドマンで招待状を注文するなど
自身のスタイルをバーグドルフで学んだとか。
1961年、当時のファーストレディだった
ジョン・F・ケネディの妻ジャクリーンは
大統領就任パーティで着用するドレスを
バーグドルフ・グッドマンと共同でデザイン。
バーグドルフの毛皮担当者を
自宅に呼びつけたジョン・レノンは
一晩で80着、合計250万ドル分の毛皮を購入。
数々の神話を残すバーグドルフ・グッドマン。
まさにニューヨークのステイタスシンボル、
否、全米を代表するステイタスシンボルとも言える
世界の頂点に立つ最強の百貨店なのデス。
因みに売上だけ見れば
年間2350億円（2011年度）の売上を誇る
新宿伊勢丹が世界一デス。
扉を開けるとそこはまさに夢の世界。
女性の憧れを創り出す美術館のような百貨店。
そんなバーグドルフの百貨店の魅力に迫った
ドキュメンタリー映画がこの・・・・・
ファッション業界に片足突っ込んでるなら
絶対見とくべし！ってことで、
一昨日、都内で唯一上映してる
渋谷の東急Bunkamura ル・シネマまで
鑑賞しに行って参りました。
ルイ・ヴィトンのクリエイティブディレクターを
退任したマーク・ジェイコブスも語ります。
「ここに自分の服が並ぶのが見たかった。」と。
SATCの主人公キャリーが大好きな
マノロ・ブラニクも
「昔見た魔法は今も解けていない。」と。
トリー・バーチも語ります。
「最初の取引先はバーグドルフだった。」と。
アイザック・ミズラヒは
「バーグドルフに店がないと明日がない。」
とまで言い切ります。
VOGUE編集長のアナ・ウィンターも。
赤いヒールのクリスチャン・ルブタンも。
あのSATCのカリスマ・スタイリスト
パトリシア・フィールドも。
アルマーニまでもバーグドルフを語ります。
総資産数億ドル以上のセレブな顧客を多数抱え、
年棒50万ドル以上というような販売員まで存在する
庶民には高嶺の花、花、花な超豪華百貨店ですが、
意外にも中の人たちはとっても人間的。
以下、バーグドルフを支える人たちデス。
【 source 】gotham-magazine.com
バーグドルフ・グッドマン副社長
兼ファッション・ディレクター
リンダ・ファーゴ
VOGUEのカリスマ編集長アナ・ウィンターの
最大のライバル、てか犬猿の仲？
本編でもリンダはアナ・ウィンターに関して
「あのヴォーグの編集長はなんて名前だったかしら？
アナ、アナ、アナ、、、なんとかだったわよね？」
なんていう会話がありました（苦笑）
但し、バーグドルフで取り扱われるブランドは
彼女の一存で決められるほどの実力者ですが、
氷の女王のアナ様と違って
とっても気さくなおば様デス。
否、お姉さまデス（笑）
ウィンドーディスプレイ担当
デヴィッド・ホーイ
彼のディスプレーに掛ける情熱は圧巻！
以下、そのディスプレー作品の一部をご覧アレ。
ショーウィンドーの企画が先行し、
各ブランドがその企画案に合わせた
オリジナルの展示服を作ることもあるんだとか。
とにかくゴージャス！
余計なところにお金を使わず
ショーウィンドーに一点集中デス。
毎週150万人が見るという
バーグドルフの世界一のショーウィンドー。
バーニーズＮＹのショーウィンドーも
シャネルもラルフローレンも
彼のチームの作品にはとても敵いません！
パーソナル・ショッパー担当
ベティ・ホールブライシュ
もういい齢のお婆ちゃんですが、
経験を生かした歯に衣を着せぬ接客で
世界中の映画スター、政治家、
ファッショニスタたちを虜にしちゃいます。
因みにこのベティさん、
ショーウィンドーはちら見しかしないそう。
ショーウィンドー担当のデヴィッド・ホーイ氏と
仲悪いんでしょうか？笑
以上、とっても個性的で魅力的なスタッフばかり、
みんなバーグドルフに足を運んでくれたお客さんに
夢を見てもらおうと一生懸命仕事してるんデス！
さ、上映終了になる前に映画館に急げデス(^o^)/
PS.
この作品を見てモチベーションが上がらない場合、
もはや貴方の人生は下り坂かもしれません（苦笑）
Bergdorf Goodman（バーグドルフ・グッドマン）
住所：
754 5th Avenue at 58th Street New York NY 10019
営業時間：
月～金10:00～20:00、土10:00～19:00、日12:00～18:00