知っといて損はないルイ・ヴィトン・モノグラムのプチ薀蓄。

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お馴染みのLouis Vuitton。


皆様もよくご存じの
ルイ・ヴィトンのモノグラム柄は、

1896年、創業者ルイ・ヴィトンの
長男2代目ジョルジュ・ヴィトンが
コピー商品防止のために、

そして、旅行需要の増加を見越して、
軽い塩化ビニール素材を使用して
作られたのが始まりとされています。

で、そのモノグラムのデザインは、
1870年頃から欧州でブームになった
「ジャポニスム」の影響を受けて、
日本の家紋からインスパイア
されたとも言われています。

※「モノグラム」とは、
2つ以上の文字や書記素を
組み合わせた記号の総称のこと。
他にもグッチやフェンディなどが
モノグラム柄を使用しています。

また、ヴィトンのもうひとつの
人気素材「ダミエ・キャンバス」も
日本の「市松模様」から
インスピレーションを受けたとも
言われています。

さてさて、真相は如何に???

因みに「市松模様」というのは、
江戸時代の人気歌舞伎役者
佐野川市松が「心中万年草」で
格子模様の袴を穿いていたことから
付いた名前だそう。

shousouin2015 正倉院展 紫檀木画槽琵琶 背面画像 

で、少し前にルイ・ヴィトンの
モノグラムに似ているのでは?と
話題になった上画像の正倉院宝物
東大寺伝来の「紫檀木画槽琵琶」が、

2015年10月24日(土)から
奈良国立博物館にて開催される
第67回正倉院展にて展示される予定。

詳しくはコチラ

この「紫檀木画槽琵琶」
(したんもくがそうのびわ)は、
インドに起源のある五弦琵琶
「螺鈿紫檀五絃琵琶」と異なり、
四弦四柱スタイルの琵琶でして、
ペルシアが起源とされています。

よって、奈良時代にペルシャから
中国を経由して日本に伝わっており、
日本で意匠されておりません。

因みに正倉院には同じ四弦四柱の
琵琶が合計5つ収蔵されています。

なお、紫檀木画槽琵琶の模様は
確かにヴィトンのモノグラムに
似てなくもないですが、
多分偶然似ただけと、
僕個人的には考えています。