『 紳士の名品50 』は危険な香織。

中野 香織 (著) 紳士の名品50 (小学館セレクトムック)  shinshinomeihin (1)

右手に品格 左手に色気。


服飾史家 中野香織先生が
ジェントルマンを標榜するなら
こんなアイテムを愛用すべきと
強く推奨する50の名品が
紹介された話題の新著である。

早速手に入れて熟読中なのだが、
その中でもキリリと光った
アイテムをほんの少しだけ
以下3品ご紹介したい。

因みに中野香織女史と言えば
ダンディズムの系譜』に続く
2冊目に読む著書となる。

トゥルフィット&ヒル Truefitt & Hill 中野 香織 (著) 紳士の名品50 (小学館セレクトムック)  shinshinomeihin (2)

Truefitt & Hill
トゥルフィット&ヒル
身だしなみ用品

以前にコチラでもご紹介したが、
本当に気品高い髭剃りセットだ。

本来なら飛びついているはずだが、
本誌にあるクラシックモデル・
ウェリントン レザーモデルは
ジレットの3枚刃を使用するのだが、
この刃がボクには合わないことが
先日判明した。

加えて新型のエドワーディアンは
ジレットの5枚刃専用仕様なのだが、
コチラもボクの肌には合わない。

現在ボクの肌に合うのは
唯一シック ハイドロ 5枚刃だ。

このシックの刃を使ったモデルが
発売されないと手も足も出ない。

他にもシックの替え刃が使える
髭剃りを探してみたのだが、
どうやら存在してないようだ。

本当に残念でならない。

コンウェイ スチュワート 万年筆 中野 香織 (著) 紳士の名品50 (小学館セレクトムック)  shinshinomeihin (3)

コンウェイ・スチュワートの万年筆

元英首相ウィンストン・チャーチル
愛用の英国ブランドの万年筆だ。

一時的に廃業していたものの
創業1905年と歴史も十分にある。

画像右の万年筆は
チャーチルの名を冠した
『チャーチル・ネピュラFP』。

ボク愛用のモンブラン
2014年作家シリーズ
ダニエル・デフォーモデルにも
負けない存在感が備わっている。

ブリッグ 傘 中野 香織 (著) 紳士の名品50 (小学館セレクトムック)  shinshinomeihin (4)

ブリッグの傘

僕の傘のと言えば
折り畳み傘が主流なんであるが、
最近長いのも欲しくなってきた。

フォックス・アンブレラ
前原光榮商店

そして、
ブリックの3つが候補だ。

湾岸エリアに住んでいる以上
強風に強い16本骨の傘
つまりは前原光榮商店製を選ぶのが
定石と言えるのだが、
やはり気品ある8本の傘が美しい。

今回もじっくり選びたいと思う。

そんな感じで、
本著に書いてある
奥の深い蘊蓄を読んでいると
本当に欲しくなって困る。

恐ろしく危険な香織のする著書だ。

あー怖い怖い(笑)