インデペンデンス・デイ:リサージェンス。

インデペンデンス・デイ: リサージェンス 映画 Independence-Day-Resurgence-Full-Movie

かなり微妙な作品デス(汗)


1996年に起きた
あのエイリアンの侵略から20年、
絶体絶命の戦いに勝利した人類は、
敵対したエイリアンの船の残骸から
彼らの進んだ技術を吸収し、
各段の進歩を遂げていた。

しかし、

アメリカ独立記念日を
2日後に迎えた7月2日、
20年前を遥かに凌ぐ
巨大な母船を擁して飛来してきた
エイリアンが再び地球を襲撃する。

そして、

人類は再びひとつに纏まって、
エイリアンと死闘を繰り広げる、
という単純明快なストーリー。

ま、ぶっちゃけた話、
映像は大迫力に仕上がっているが、
あまりにスピード感がありすぎて、
オッサン的に目がついていかない。

評価はいいとこ★★☆☆☆2つ星。

但し、

アンジェラベイビーの出演で
辛うじて星3つに格上だ。

そんなわけで、
あまり期待しないで、
鑑賞することをお薦めする。

PS.

さて、昨日7月11日と言えば、
今から212年前の1804年のこと、

トーマス・ジェファーソンが
第2代の米国大統領だった頃、

政界でライバル関係にあった
米国副大統領のアーロン・バーと
米国財務長官の
アレクサンダー・ハミルトンが
こともあろうか政府閣僚同士で
拳銃決闘した日で知られている。

Hamilton-burr-duel 副大統領アーロン・バーと 財務長官のアレクサンダー・ハミルトンとの決闘シーン

ピストルでの決闘の結果、
アーロン・バーの撃った弾が
ハミルトンの胸の下に命中し、
ハミルトンは翌日死亡している。

アーロン・バーは
殺人罪で告訴され、
一時は職務を離れたものの
そのまま副大統領を続けたそうだ。

実はその3年前にも同じ場所で
そのアーロン・バーと
ハミルトンの息子が拳銃で決闘し
ハミルトンの息子は命を落としている。

つまり、父・ハミルトンは
無念にも息子の仇討ちを
果たせなかったということだ(涙)

当時の欧米社会では
名誉を傷つけられた場合、
その階級や地位に関係なく
即座に剣もしくは拳銃で
決闘する習わしがあるらしく、

インディアンの虐殺や
決闘好きとして知られる
第7代米国大統領のジャクソンも
大統領就任3年前の1826年に
当時政敵で「臆病者」と非難した
チャールズ・ディキンソンを
ピストルによる決闘で
殺害している。

なお、ディキンソンの撃った弾は
生涯ジャクソン大統領の胸の中に
残っていたそうだ。

そんなわけで、
アメリカの政界も大昔は
相当にブラックだったことを
象徴する日が7月11日ってわけだ。

但し、もちろん日本にも
同様の仇討ちという本能に則した
風習のようなものはあったわけで、
人類はやはり単一起源なのだろう。