会津武家屋敷は必見デス。

2018.8.4(土)会津にて


ちと古い話で失礼します(汗)

昨年2017年3月末
初めて会津に訪問した際
どうしても時間の都合上
訪問できなかったのがココ

会津武家屋敷

幸いにも2年前の夏
会津へ再訪した際に
漸くお邪魔することできました。

武家屋敷の見所となるのが
会津藩代々の家老職を務め
1700石もの家禄のあった
名門・西郷家の家老屋敷デス

西郷家と言えば幕末
藩財政の逼迫を理由に
会津藩の京都守護職就任に
猛反対をした会津藩家老
西郷頼母がよく知られてますよネ。

大河ドラマ「八重の桜」では
西田敏行が扮してました。

また、戊辰戦争末期には
頼母と嫡男・吉十郎が出奔した後
新政府軍の捕虜になるのを嫌った
頼母の妻・千重子の決断により
当屋敷内残った婦女子21名全員が
自害するという悲劇を生んでいます。

因みに実際のお屋敷の場所は
鶴ヶ城の北門すぐの場所デス。

さ、屋敷を見学してみましょう。

立派な式台玄関。

女中が挨拶してくれるも
残念ながら入室は出来ません。

仕方なく横に回ると・・・

御成の間。

会津のお殿様が来訪した際に
使われる特別な部屋デス。

書院壱の間。

マネキンは松平容保でしょうか。

中庭。

次の間。

奥一の間。

雪隠、いわゆるトイレ。

お殿様同様に大便の色や形を
確認されたようデス。

以上、敷地面積2400坪
建築面積280坪、部屋数38
畳の数はざっと328枚!?

さすが会津の始祖
保科正之の分家だけあって
その豪勢さは小大名クラスです。

なお、同場内には清河八郎や
坂本龍馬・中岡慎太郎暗殺の
実行犯としてよく名前のあがる
京都見廻組・佐々木只三郎の墓もありました。

もともとは和歌山県の
紀三井寺に墓があったそうですが
昭和になって改葬された模様デス。

会津に訪問した際は
ぜひ会津武家屋敷にお寄りあれ。

因みに会津のお殿様の別荘
御楽園もすぐ近くにあります。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□□□□

退蔵院から素敵な映像デス。

自粛期間中に座禅でも如何でしょ?