ZOZOSUIT 撤退宣言。

過去にこれほど潔い決断があっただろうか?


【速報】「ZOZOSUITなくします」前澤社長、衝撃の発言。
https://www.businessinsider.jp/post-178621

平成31年3月期第2四半期の決算発表会にて前澤社長自らZOZOSUITの撤退を宣言。以前コチラでZOZOSUITの終結を予想した通りの展開になった。

ZOZOスーツとスマホカメラ、そしてITの活用で各個人の詳細な採寸データを取得し、そのデータをもとにセミオーダーの服を作るという革新的なビジネスモデルを展開。

しかしながら、ZOZOスーツ配布数に対して採寸から受注に至ったユーザーが予想より少なかったのか、はたまた正確な採寸データをあのスーツで取得するのが困難だったのか、5月のZOZOスーツ無料配布開始から僅か半年で近い将来の撤退を宣言。潔すぎる決算発表となった。

但し、現実的にZOZOスーツを着用し、採寸を試みるユーザーが果たしてどれだけいるだろうか?と考えると、革新性には程遠いが身長・体重・年代・性別を入力するだけで適正サイズを自動で選んでくれる新サービスで十分ではないかと思われる。パンツの丈だけは気掛かりではあるが。

そんなわけで、月旅行という世界が驚愕する壮大な計画をぶち上げた今、クレームリスクの高い現在の不正確なZOZOスーツをだらだら継続するよりも、一旦撤退を宣言しておき、裏で密かに新型ZOZOスーツの開発を進めるほうがよほど得策であると思うがどうだろうか。

ま、ボク個人の経験から言えば、KASHIYAMA the Smart Tailor のような人の手による採寸サービスのあるところでセミオーダーするのが本当の賢者だとは思うが。