Banksy? 侘び寂び感じるネズミちゃん。

公開は5/8(水)14時まで。


英国を拠点とする匿名のストリートアーティスト・バンクシー(Banksy)が描いたと思われるネズミの絵が、ゆりかもめの日の出駅付近にある防潮扉で発見されたのは今年の1月。

実際は10年以上前から同場所に描かれていたということから知る人ぞ知るネズミちゃんだったんでしょうか。2009年撮影のGoogleのストリートビューでもその絵の存在が確認されています。

そのことが公になってから東京都はその絵を落書きとして消すのではなく、賛否両論渦巻く中、苦渋の決断の末か、その防潮扉を撤去し都が保管するに至ったようデス。

で、今回その東京都に保管されていたその防潮扉の絵が、4/25-5/8までの期間、都庁第一庁舎2階にて特別公開されるということで、さっそく鑑賞してきました。

昼の12時頃到着したものの既に100人程度の行列ができてまして、待ち時間はおよそ30分。

絵は型紙を使ってスプレー絵具で描かれたと説明されています。

なるほどデス。それなら誰にも見つからないよう短時間で仕上げることが可能ですね。

間近で見た防潮扉のネズミの絵。

もともとは傘と旅行バッグを持っているところの絵だと思われますが、10年を超える歳月を経たためか、ねずみの右手と旅行バッグの一部が消えかかっています。

でも、なんとなくしっくりこない。

時間を巻き戻して、もとの場所にあった時の状態がコレ。

困ったことに侘び寂びまで感じる(苦笑)